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平日の日記 6/12(月)-6/13(火)

6/12(月)
ぼんやりした1日。金魚鉢の中から外を見ているような、世界と自分の間にガラス1枚隔たっている感じ。お昼に、先日お世話になった美しく優しい人にお礼の連絡をしたら、あまりにも嬉しいお返事を頂いた。手の届かない(と思い込んでいた)素敵な人と直接言葉を交わしているという事実にびっくりしてしまう、というか、実感が湧かない。巡り合わせの不思議や希望について考える。
帰宅後は有意義に過ごそうと、ごはんを作って、阿久津隆と滝口悠生による日記についてのトークイベントのアーカイブを見ていたが、いつの間にか眠っていた。日付が変わった頃に目が覚めて、夫と話をして、お風呂に入って、もう3時過ぎ。だめだ、いつものパターンだ。明日も眠い。

6/13(火)
夜、Kちゃんとtyonでごはん。おいしくて目を見開いちゃう。心にぐっとくるおいしさ。Kちゃんが私の夫について「石(私)のことを、女というフィルターを通さず“良い”と思っているところがよい。石を、石という存在として好いている」というようなことを言っていて、おおお!確かにそれだ......!無意識にそう感じていたというか、感覚でなんとなく受け取っていたことだけれど、そうやって言葉にしてもらって初めて実感した。知っていたけれど知らなかったこと。Kちゃんの言葉で夫のまなざしが形をもった。Kちゃんは私のことも褒めてくれて、その度に私は知らない自分に出会う。Kちゃんと話していると、まわりの人の素敵なところがより深く心に入ってくるし、自分自身も結構素敵な人のように思える。すごい女だ、Kちゃん。ありがとう。
帰りの満員電車で信じられないくらい具合が悪くなって、なんとか帰宅。Kちゃんと話しているときに調子乗った発言をしちゃったからバチが当たったのかな、とか、昨日もっと早く寝ればよかったのかな、とか色々考えて反省する。いや、出来事を適当な因果関係で結びつけたり勝手な解釈をするのはやめよう。出来事は出来事としてそのまま受け止める。私は、ただ具合が悪い。それだけ。

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