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ぱんだるまの交換留学日記inデンマーク vol.163 ひき肉じゃが、いい。

皆さんごきげんよう、ぱんだるまです。

最近たまに、「日本に帰って、いの一番にしたいことはなんだろう」と考えることがあります。

友達にも会いたいし、サークルの練習にも参加したいし、1人旅行もしたいし。
やりたいことはたくさんありますが、一番に何がしたいかと聞かれると、真っ先に浮かぶのは家族で日帰りドライブです。

我が家ではわりとよくある家族イベントで、休日にぽっかり空きがあると、関東近郊でよくドライブ旅行をします。
行先は時によってまちまちですが、どこに行っても大概楽しめます。

特に帰国直後だと、日帰り温泉ドライブとか行きたいなあ。
まあ自分はまだ無免許なので、必然的に両親のどちらかに連れて行ってもらうことになるわけですが。

そんな空想を色々と膨らませて、空いた時間を楽しんでおります。

さて今日は、友達の寮で、友達と一緒に肉じゃがを作りました。

日本のレシピで色々と料理をしようとすると、困る点がひとつあります。
それは、こま切れ肉がないことです。
豚こまも牛こまも、切り落とし肉もありません。
大きなものを買って自分でそぐ方法もありますが、毎回それをするわけにもいかないですし。

そこで今回は、こま切れ肉ではなくひき肉で、肉じゃがを作りました。
鶏ひき肉と豚ひき肉で、細かいものと団子状にしたものの2種類を、じゃがいも、にんじん、醤油、砂糖、みりん、だしを入れた鍋に投入したら、あとはぐつぐつ煮るだけです。

お鍋が思っていたより小さくて、お肉まで入れると溢れんばかりになってしまったので、火が通っていることを確認してから、一度お肉は引き上げました。

後からお水を追加して
なんとか煮込みました

なかなか柔らかくならない野菜たちと格闘しつつ、なんとかお鍋いっぱいの肉じゃがを仕上げることができました。
お鍋で炊いたご飯と一緒に染み染みのじゃがいもを頬張ると、あふれ出てくる肉じゃがの煮汁と一緒に、温かい安心感がじんわりと胸に広がりました。
ひき肉も、こま切れ肉とはまた違った味わいで、これは意外な発見でした。

つゆもたっぷりね

そんな肉じゃがを食べながら、半日かけて『舞妓さんちのまかないさん』を完走しました。
今年になってからNetflixで配信が始まったドラマで、コミック原作の作品を是枝裕和監督が実写化したものです。
舞妓になるべく京都の屋形に修行に入った女の子が、ひょんなことからその屋形の”まかないさん”として、舞妓さんや芸妓さんたちのご飯を作る。そんな日常を描いた作品です。

実は少し前に、その友達とこのドラマを一緒に見出したところ、続きが気になりすぎて「鑑賞会をしよう」という話になっていたのです。

日本の家庭料理を食べながら、キヨちゃんの作る心のこもった料理を見る。
自分の心も、ほんわかと温まった時間でした。

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