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ぱんだるまの交換留学日記inデンマーク vol.135 オールドタウン初潜入

皆さんごきげんよう、ぱんだるまです。

夕方、出先から帰る途中のスーパーで値下げされていたチーズを購入しました。
種類はよくわからないのですが、カマンベールに似た白カビ系のチーズです。

寮に帰ってワクワクで封を開けてみると、赤カビでとても食べられそうにありませんでした。
泣く泣くそのままゴミ箱行きです。とほほ。
こんなことなら、モッツァレラチーズの方を選んでおけばよかった。

まあそんな話は置いておいて、今日は中心の方にあるオールドタウンに行ってきました。

こんな入り口

デンマーク語ではDen Gamle By(デン・ガムレ・ビュ)という名前ですが、オールドタウンという呼び名で、留学生の間ではよく呼ばれています。

オーフスの観光名所のひとつで、一昔前のデンマークの様子が再現されている遊園地です。
年代ごとにその当時の建物が並んでいて、街並みを楽しむだけでなく、実際の生活の様子なども垣間見ることができます。
通りかかるスタッフさんたちも、時代に合わせた服装をしているという徹底ぶりです。

行きたいなぁと思いつつずっと行けていなかったのですが、年内いっぱいでクリスマスのデコレーションがなくなってしまうということで、友達を誘って一緒に行ってきました。

ちなみにこんなに素敵なクリスマスツリーが

私は学生料金で入りましたが、オーフス大学で歴史の授業をとっている学生は入場無料だそうです。
一緒に入った友達は秋学期で歴史の授業をとっていたので、無料で入っていました。

石畳に漆喰の壁。
道には馬車も走っていました。
まさにタイムスリップしたかのような気分でした。

カラフル
蹄の音が心地よい

また遊園地と言っても、いわゆるアトラクションのようなものは一切ありません。
古き良きデンマークの街が、迷路のような道に沿って並んでいます。

道も、時代に合わせて石畳から綺麗なタイルまで、細かい変遷もわかるようになっていました。
古い時代のエリアは道がゴツゴツしていて歩きにくかったですが、エリアの時代が先に進むにつれて道の整備の技術の精度が上がって、躓いたり滑ったりするようなことは無くなっていきました。

ちょっとゴツゴツ
現代エリアは真っ平ら

普段の人々の生活に加えて、商店街のようにお店もいくつかあります。

こちらはパン屋さん
実際に買って食べられる

精肉店や洋服の仕立て屋さん、車の修理屋さんから郵便局まで。
郵便局の建物の中には、昔の切手がたくさん展示されていました。
しかも全てクリスマスのデザイン。とっても可愛かった。

手前も奥も切手のデザイン
車の修理屋さんにて
初期の自転車発見🚲

そして仕立て屋さんでは、なんと大阪大学で文化人類学の教鞭をとっていらっしゃったという方に声をかけて頂きました。
女の子も一緒にいたのですが、その子は二条城近くの小学校に通っていたのだとか。
日本語も話せて、アクセントが関西弁なんだよね、なんていう話で盛り上がりました。

ぎゅっとクリスマスが詰まった空間

こういう予期せぬ出会いほど、大切にしたいものです。

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