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ぱんだるまの交換留学日記inデンマーク vol.130 大移動DAY

皆さんごきげんよう、ぱんだるまです。

今日のアドベントカレンダーはこちら↓

イブ前日はトロピカルに
紅茶は心のお薬よ

アドベントカレンダーも残すところあと1日分となりました。
穴の多くなったカレンダーを見ていると、刻々とクリスマスの日が近づいている感覚が実感と共に湧いてきます。

さて本日は、バウムクーヘンに舌鼓を打つところから始まりました。
日本でも一般的な焼き菓子として有名なバウムクーヘンは、実はドイツの伝統的なお菓子なのです。
そして驚くべきは、ドイツ人にとってバウムクーヘンは特別で高級なお菓子である、ということです。

高度な技術を要し、手間と時間がかかり、且つ伝統菓子を守るため厳格な基準もあるようです。
これらの点から、特別な焼き菓子として浸透しているため、バウムクーヘンを食べたことのないドイツ人も多いのだとか。

クロイツカムというお店
高級感漂う
ちなみにドイツでは薄切りにして食べるそう
店内も素敵

日本のそれとのギャップに驚きつつもしっかりと本場のバウムクーヘンを味わい、少しショッピングをしてから、帰りの電車に乗り込みました。

個室になっている座席を発見
ハリーポッターみたいで勝手にワクワクしてた
電車のお供
クロワッサンwithソーセージ/ベーコン&チーズ

行きは空路にしたので、帰りは違う方法で帰ってみようという話になり、計画の段階で陸路で帰ることを決めていました。
また、ドイツで色々と買い込んで帰る予定だったことも、鉄道を使う決め手になりました。
飛行機だと、重さや物の種類などの手荷物の制限が多く、買い物をたくさんすると不便なことが出てきますからね。

お昼過ぎにドレスデンを出発。
ドレスデンから一度ドイツの北の街まで出て、そこから国境を越え、更に国内でもう一度乗り換えまして。
夜11時をまわった頃、ようやくオーフスまで戻ってくることができました。

チケットチェックのおばさんが
サンタ帽被ってた

国境を越えてから先はすぐだったのですが、ドレスデンから国境近くまで出る鉄道がとてつもなく長かったです。
生まれて初めて、同じ電車に6時間も乗りました。

友達と3人、加えて3人分の荷物とお土産ですから、かなりの場所が入用です。
しかし自由席のチケットだったので、確保された座席がない状態だったのです。
つまりは、予約されているかどうか分からない席で、「そこ、予約してます」という乗客が現れないことを祈りながら、ずっと座り続けていたのです。

隣の通路を誰かが通る度に、「この席じゃありませんように」「他の席の乗客でありますように」と何度心の中で祈ったかわかりません。

結局、うまいこと席を見つけられて、ドレスデンからオーフスまで全ての電車で座ることに成功しました。

そして友達が途中で気づいてくれた。
イブの日から3日間、なんとどこもスーパーが開いていません。
日本でいうところの三が日みたいな感覚かと思いますが、とにかくクリスマス前後はほとんどのお店がお休みになるようです。

しかし旅行から帰ってきたばかりの私の冷蔵庫には、ほとんど何も入っていません。
幸運にもセブンイレブンは開いているようなので、色々とやりくりしつつそこも活用して生きていきたいと思います。

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