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最初に起こったのは、娘を寝かせていた横で疲れた夫がウトウト→寝返りをして、娘のお腹に思い切り手が振り下ろされる事件。

深夜1時近くだったけど、救急相談に電話。
激痛だったら起きるはずだけど、起きなかったことと、吐いてないことから、様子見。
次の日の朝、近くの総合病院へ受診するようにとのことだった。

結果は異常なしで、安心。
予定よりも1週間早い外出になったが、外の風を浴びて気持ちよさそうな娘であった。


もうひとつは、ミルク飲ませすぎ問題。
退院の時は60mlくらいだったミルクも、1週間半経つと、80mlあげても3時間もたずに泣いてしまう。
とりあえず100ml作って、3時間おきに飲めるだけあげてみたら、結構飲みきってしまう。
しかし100mlを続けていると、60mlも飲まない回が突然3回くらい続いた。
(今考えたらお腹いっぱいすぎるので、そりゃそうなるよね)
不安で、手術をしてもらった病院へ電話。

すると、
ミルクの最大値は、体重(kg)×200ml
最小値は、体重(kg)×120ml

が目安なので、飲み過ぎ!と言われた。
せっかくお腹空いてるならたくさん飲ませて、体重を増やそう!と思う親心が、つい暴走してしまった。

2回目の心臓の手術ができるようになるのは、7kgになるのが目安。なるべく早く体重を増やして、なるべく早く手術をして、心臓の負担を軽くしてあげたいと願ってしまった。


目安の範囲内の、80〜90mlに戻すと、しばらくして様子が安定した。

たった2週間ちょっと。
ある意味2ヶ月くらいの充実度だった。