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中学受験をしなくても…

ぱんだちゃんのおうち学校では、中学受験対応の勉強を推奨しています。
「我が家は中学受験はしないので…」という方が大半なのですが、
絶対に

「中学受験用」の勉強をしておいた方がいいです。

なぜか?

よく、

こんな小さいときに勉強をさせて、可哀想。
自分から吸収したいと思ったらどんどんやっていきますよ。

などと言われますよね。

まぁ、一理あると思います。

ただ、

自分からやりたい!と思ったときに、能力が足りないと、ものすごく苦労するんですね。

そんな苦労もその子にとっては必要と言われますけれど、
ある年齢を過ぎると、もう取得できない!ということがたくさんあるんです。

地元の公立中学校の入ると、まず驚くのが、
一気に暗記するものが増えるということです。

英語と社会がものすごい多いですが、これが、
のんびりとした「小学校の勉強」の心構えだと、まったくうまくいきません。
あっという間に最初のテストになり、あっという間に成績がつきます。

え?この点数なに?という点数を最初にとってくることもあります。

これが中学受験の子には一切ない。

暗記暗記でやっているので、何にも困ることなく中学校の勉強にいけます。

そして、一番は、

算数の図形をしっかりとやっておくこと。

中2でたくさん角度を求める問題が出てきます。
これが難しい。本当に難しい。
中2ではなかなか理解できないです。
男子はひらめく子も多いけれど。
女子はだいたい無理。
暗記に走ります。

しかしこれ、中学受験の図形の問題を解いてる子は、
能力開発がされていくのです。

小3,4の脳みそが一番図形に向いてると思います。

これは、理由があって、

小2はまだ見聞が浅い。
だから、図形よりもやることがある。
小3,4になると、学校の科目で理科と社会が入ってきますね。
ということは、いろんなことを出来るようになるんです。

そして、非常に脳みそが柔らかい。

どんどん年齢を重ねると、申し訳ないが頭が固くなる。
特に女子。

どんなに頑張っても、

図形の問題の基本問題さえ、拒否反応を起こしています。

ゆみちゃん、小2.
もう少ししたら、図形特訓を始めていきます。
今やらないと、14歳で困るから。

というのが、
各教科、
算数だけとっても、その分野分野で、中学受験は本当に有効だなと思うことがいっぱいあります。

↑この仕事をしていると、こういう細かい子どもの発達がどんどん見えてくる。
一番適切な時期に適切なものをさせて行きたいですよね。

あまりにもいろんなことを紹介していくと、
一体何をやらせたらいいの?とたくさんご意見をいただきます。
どうして、こういうことを言えるのか?というと、

私だからです。

3歳から大学受験の生徒まで見れる先生は普通はいません。
英語だけ、
算数だけ、
国語だけ、っていう先生はごまんといますけれど。
全教科を教えられる先生は見たことがない。

だからこそ、

何をやらせるか?そのバランスを気にしています。

今、図形特訓プレミアム、3か月コースというのを、リニューアルしようと思っています。
来年にむけて、編集始めていますので、もう少々お待ちください。

画像は、中学受験用の小5の問題です。

そして、このまま、高校入試で出てきます。

中2ならこれが解けて当たり前なんですが、たぶんそうそう、解けないかと思います。
テストに出ても解けないだろうなと思います。

小5のときにこれを「なんとなく」理解しておく。
そうすると中2でテストの点数が取れるレベルになってきます
よ。

中学受験って、
受けなくても必要なのはそういう理由です。

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