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119 3eme anniversaire

昨日、結婚記念日でした。
本当は2月29日がその日です。

絶対に忘れないだろうから、
その日にしました。

結婚して丸3年なんて
まだ新婚の域なのかもしれません。
実際まだ新しい苗字に慣れていないですし、
他人から呼ばれてもうまく反応できない時があります。

でも、丸3年は私にはすごく長い時間。

1度目の結婚の影響で、
「結婚」を信じることができなくなっていて、
初めの2年はずっと
「いつ嫌われるのだろう」
と真剣に怯えていた気がします。

いつか嫌われる日がきても後悔しないように、
全身全霊で相手を想い
大事に労わりながら暮らしてきました。

3年間それだけしていた気もします。
徹しきってわかったことは、

私は、
好きになった相手だから好きなのではなく、
大事にした分だけ大事にしたくなるらしい。

たとえスタートは
「いつか嫌われる」という
恐怖からだったとしても、

その恐怖に打ち克つ為に
自分が差し出した「相手を想う時間」の蓄積で、
相手のことを、より大事だと思えるようになっている。

我が子を愛しいと感じる母の想いは
こういうふうにできているのかもしれない。

相手に全身全霊で注意を払い、
丹念に観察し、
ケアをし続けたから
他人の子に対してとは違う
特別な愛情が湧くのかもしれない。


私が大事にすればするほど
相手にそれが伝わって、
相手も私を大事にしてくれます。

これは何も夫婦間だけに限らないと思う。
どんな関係にも言えること。

でも、こと夫に関して、
彼はこの3年で随分と変わったと感じる。
それはきっと私も変わってきていることの顕れなんだと思う。

丸3年経ってようやく
ずっと共に居る、という感覚に対して
信じられると思えるようになったし、
そう簡単に嫌われる関係ではない、
と肩の力を抜いて接することができるようになってきた。


そして何より、
私に何も要求をしない夫に
多大なる自己肯定感の材料をもらっている気がします。

私が私でいることを
生まれて初めて認めてもらえていることに
感謝の気持ちが絶えません。

お祝いのチョコバナナロールケーキを焼きました。夕飯はキムチ炒飯でおおよそ祝い飯からは程遠い。



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