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49 Nouvelle année

あけましておめでとうございます。
三ヶ日を徹底的な寝正月で過ごしました。
暇だからということよりも、身体のいうことを聞いていたら寝正月になった、という感じ。

2020年の私は大したことをしたつもりはないのですが、それでもそれなりに緊張と圧迫があったんでしょうね。ドロドロに寝ました。

2020年の年末に意識の全てを集中させてたので、2021年の到来が不思議でなりません。

振り返れば昨年の私は、暮らしに没頭していたなと思います。衣食住。

ご飯を毎日作ることは、生きていく上で何も特別なことはないんですが、特別ではないからといって大したことではないわけではないと思うのです。
現に毎日のご飯作りは私に限りない自信をくれたように思います。毎日楽しんでやったからこその自信だと思う。

その1年の成果が今年のお節。
去年もそれなりに手作りしようと思ってやってみたんですが、初年だったこともあって全然納得いくものができず、結局最後は母が持たせてくれたお節をメインにしてました。私のお節はひっそりと。
今年はようやくなんとかお節と呼べるものを作ることができました。黒豆煮たり、きんとん漉したりはできなかったけど。

お節が作れるようになるとどうしてこんなにも自信が湧いてくるのでしょう。最強になれた気になります。
来年こそ黒豆炊いて自信満々で年越ししよう。


ご飯以外には服を縫ったり、編み物をしたり、刺繍を刺したり。
欲しいものを探して見つけることに難しさを感じる年齢になったのか、今手元にあるものを直しながら使っていくことが1番心が穏やかでいられるなぁと感じてます。
膨大な選択肢から欲しい服などを見つけるより、何歳になっても変わらずに好きでいる布地を買ってきて、見様見真似でものを作り出すことに喜びと納得を感じる今の私です。

昨年の私は本当に何をやってるのかわからない
感じなんだけど、でも普段見落としがちな「暮らし紡ぐこと」をやっていたのかなというふうにも思えます。
これをベースに上に積み上げるんだぞと自分に言われているような感じ。

この先どうなるかなんて全くわからないから、今の自分に正直に生きていこうかな。
だって本当にわからないんだもの。

後悔のない今を積み上げることでしか動き出さない感じを強く感じるから。

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