113 淡いピンクの効用

先日すごく久しぶりに雨が降りました。

40年も生きてきてようやく気付いたのですが、
真冬という期間は、
冬らしい晴天が続いたあとにやってくるんですね。

ああ、そうか。だから寒いのか。
突然合点がいきました。

ピカピカの晴天が続いている時って年末年始くらいで、
2月が近づくと天気は崩れがちなんでした。
そうでした。

大寒のあたりから急激に冷え込むと天気予報が伝えてましたが、
そこでもし雪が降ったら、
また季節が進みそうですね。

よく考えたらあと2ヶ月もすれば、
桜の開花のニュースが出てくる頃ですよ。

暑さも寒さも、
ずっとなんて続かないですよね。
温くて丁度いい春秋もずっとは続きません。

ずっとではないから
安心することってあるのかもしれません。

雪が降るあたりから春本番まで
私の楽しみはお花屋さん通いです。

切花がとても可愛らしい季節。
前回はフリージアを飾りましたが、
今回は桜色のチューリップを飾りました。

お部屋が一気に柔らかくなりました。
色って大事ですよね。
その時々選ぶ色でなんとなく自分の状態がわかる気もします。

きっと私には、
自分を慈しむパワーが足りてないのかもしれません。
桜色は私にとってはそんな色です。
本当は弱い自分を受け入れて、愛でる。
そういう色な気がします。
それができる人は逞しい。

このチューリップを買った日、
私が働いているスーパーで
謎のマスカルポーネ叩き売りがされてました。
90%オフという眩暈がする価格だったので、
ホクホクした気持ちで買い求め、
家に帰ってティラミスを作りました。

2つ買ったとて200円

仕事を終えてからスポンジ台を焼くのは少々面倒でしたが、
こんな機会は滅多にないぞと自分を鼓舞して、
ケーキを作り上げました。

うまいのよ。

自分1人のためにはこんな酔狂なことはできませんが、
子どものように喜んでくれる人がいるので
ひたすら鼓舞。
（ケーキの組み立てはお手伝いしてくれた）

結果大変美味しいティラミスができました。

でもまあ、鼓舞ばっかしてるから
桜色が必要になったりするのかもしれないですね。

今日も早く寝よう。
冬は早寝遅起き健康法が一番。