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【“そらいち”を通して感じた東口駅前広場の可能性】

東村山編集室地域ライターのオキタリホです。普段は市内で飲食店を営んでおります。
在住歴は30数年!市内9つの駅も全て利用したことがありますが、改めてひとつひとつにフォーカスし自分なりの“推しポイント”を皆様にご紹介できたらと思っています。
仲間のライターさんから新たな発見をもらえるのも楽しみです!


東村山駅の高架化に伴い、東口駅前広場も新たに生まれ変わる予定。
先日もまちづくり推進課による一般公募の【東村山駅東口駅前広場アイデア募集】が行われたばかりだ。

駅周辺がどうなるのか?何ができるのか?市民の関心も高いことが分かる。

そんな中、既に広場の利用を視野に入れ公共設備を使用した社会実験が行われていた。
令和4年5月15日に開催された“そらいち東村山”である。
東村山駅東口、中央公民館裏の道路を利用したマーケットイベントで、東村山市民が自ら実行委員となり、アイデアやコンセプト、“そらいち東村山”という名称も考えたそうだ。
行政と市民が共に創り出したこのイベントは、コロナ禍中の開催ということもあり市民からの期待感も高く、当日は予想をはるかに超える来場者(7,586人)で賑わった。
多くの反響を受けて第2回の開催が決定。会場を西口にも広げ、出店数も約30店舗から53店舗と規模が拡大される。

第2回“そらいち東村山”東口の様子

令和5年3月19日に開催された第2回“そらいち東村山”は昨年のほぼ倍の14,715人を動員し大盛況となった。

今後の“そらいち東村山”の在り方について、東村山市役所シティセールス課の高橋さんにお話を伺ったところ
「2回の開催でマーケットとしての利用イメージはできたので、今後は小規模で市民の皆さんが合意形成して自立したイベントになるよう市でサポートをしていく予定。」
「魅力的なコンテンツがあれば人は集まる!という事がそらいちで立証されたので、今後は駅前広場以外に、市内で利用できるスペースや建物を持っている方とイベントを実施したい方、活動している人同士を繋いで、市内の各地で賑わいのある街つくりを目指していきたい。」と教えてくれた。 

大掛かりでなくても、気合いを入れて出かけなくても、近所で自然と人が集まり賑わいが生まれていく。そんな市内と東村山駅周辺を楽しみにしたい。

また、冒頭のアイデアを検証する社会実験が今後行われるかもしれないし、実際に何が採用されるのか注目していきたいところである。

【文:オキタリホ】

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