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DEEP HONGKONG

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おいしいご飯?きれいな夜景?それだけではない香港を、探してみませんか。山あり海あり、買い物ありの意外な一面をお伝えします!
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#トレッキング

<東平洲(トンピンチャウ)>香港最北東端の秘境度満点の島に行ってきた!|香港の離島や山々をめぐる会⑱

こんにちは、パンダバスです。外出時の行動制限や海外渡航がまだできないため国内で足腰を強くするべく、ハイキング活動に精が出ています。それにしてもまだまだ香港には山も海も島もあることに驚きを隠せません。 ちょっと変わり種 香港最東端の無人島「東平洲 」をお送ります。 まずは基本情報位置関係から。なぜこの島が香港領なのか疑いたくなるほどに深圳寄りです。 さて、東平洲の基本情報にいきましょう!昔は有人島も、現在では無人島(大陸人の不法侵入を防ぐために、警官は島に常駐)となってい

<飛鵝山(カオルーンピーク)>話題沸騰のSNS崖へ登ってきた!|香港の離島や山々をめぐる会⑰

Twitterで見かけない日はないのではないか…。というほど香港で話題沸騰のこちらの場所!カオルーンピークです、通称「自殺崖」とも言われる険しい危険な崖が特徴です。足がぶるぶる震えながらも登ってきましたのでご紹介します🐼 まずは、位置関係から。九龍半島の中部でMTR彩虹駅からアクセス可能です。 登り口までは多少距離がありますが、その前に駅付近からピークを望みます。ちょうど、塔がある部分がピークになりますね。 さらに近づくと、山頂は見えませんが、なかなかの山?崖?が顔を出

<元荃古道(エイシェントトレイル)>初心者でも安心!緩やかハイキング|香港の離島や山々をめぐる会⑯

最近は山登りよりもその後のランチに力を注ぎがちな、香港ハイキング部隊です。今回も絶品ランチのご紹介をお楽しみに🐼最後までどうぞお付き合いください! 香港では現在感染拡大につき(第四派の襲来)、集団制限が4名から2名に規制されてしまいますが、集団制限前に行った分をお送りします。 ▶元荃古道編いろいろな山を登ってきた香港ハイキング部隊ですが、今回は比較的優しめの元荃古道(エイシェントトレイル)です。 九龍半島の北部の荃灣から山を隔てた元朗(ユンロン)までを結ぶ、車のないはる

<石澳ビーチと鶴咀山(D'Aguilar's Peak)>初の香港島遠征してきました!|香港の離島や山々をめぐる会⑮

香港、実は2つのパーツから構成されています。香港島と九龍半島。ざっくりいうと「100万ドルの夜景の景色を作り出しているのは香港島」、それを「きれいに見るのは九龍半島」です。 パンダバスのオフィスが九龍半島にあるということもあり、今までの山登りは九龍半島での開催でしたが、初の香港島での活動となりました。 場所は香港島の「石澳ビーチと鶴咀山(D'Aguilar's Peak)」です。 まずは位置関係から。香港島南部の半島部分となります。行き方はMTRの筲箕灣(ショウケイワン

《香港》美しい香港のあふれる自然を見てみるのはPandaBusと一緒がいい話。

きらびやかなネオンでもなく、混沌とした街並みでもない香港をご存知ですか? ●映像:パンダバス香港支店 夜のネオンや雑多な街並みのイメージがある香港ですが、実は面積のほとんどを山が占めています。香港在住者や香港人には、週末のアクティビティとしてハイキングやトレッキングが大人気です。 今回は、そんな香港の自然の魅力をPandaTravelで見つけた景色をお伝えさせていただきたいと思いYouTubeにまとめてみました。 実際にハイキングやトレッキングに行くツアーもあるので、

<吉澳 Kat O Island>森の中を探検して、ありついたご飯は最高でした!|香港の離島や山々をめぐる会⑭

美食家が多いパンダバス、舌が肥えているスタッフたちが舌鼓をならした離島が吉澳でした。今回はハイキングよりご飯のほうが思い出に残る、そんなおいしいお話です 今回ご案内する場所は、こちら!吉澳(Kat O Island)です。まずは恒例の基礎情報からいきましょう。 *吉澳について* 面積 2.35平方メートル 人口 約50名 古くから香港と中国を結ぶ地点にあり、漁師たちが船を停泊させる場所でした。 1600年代に客家人が定住し、2006年には200世帯が生活していましたが、

< 西狗牙 West Dog's Teeth >2番じゃダメなんですか?香港2番目の山に登ってきた|香港の離島や山々をめぐる会⑬

「限界は超えるためにある。」といったのは誰でしょうか、その通り。毎回のように今回が1番きつかったといっていますが、もれなく今回も。難易度5スターのウエストドッグストゥースに挑んできましたので、お伝えします。 話はそれますが、広東語でホットドックって熱狗と書くんですね。狗が犬(Dog)を表すのですが、何とも食欲がなくなるというか…ちょっと面白いな~と思った小話です。 まずは、位置関係から。おなじみランタオ島の中央になります。まずは、MTRの東涌線で東涌駅まで。駅に隣接するバ

青山<Castle Peak>㊗香港三尖のすべて制覇!|香港の離島や山々をめぐる会⑫

「人間至る処、青山あり。」 どこで死んでも世の中には自分の骨を埋めるぐらいの場所はある。だから故郷にこだわらず広い世間に出ておおいに活動すべきだというたとえ。「青山」は、樹木が青々と茂った山で埋骨にふさわしい土地の意味。 そんな人生の最後にふさわしいような山が、香港にありました。「青山」と書いてキャッスルピークと呼ぶ山です。優しそうな山かと思えば、「香港三尖」の1つです。かつて登頂したシャープピークと、ハイジャンクピークが、香港三大尖っている山になっています。ツンデレで言え

<千島湖 Thousand Islands>過去1番で写真がきれいに撮れた人口ダムへのハイキング|香港の離島や山々をめぐる会⑪

ダムってなんでしょう。いや、役割はわかるのですが海に囲まれた国や地域においての必要性について分からないので勉強しようと思います。 さてダムということで今日は、千島湖(チンドンウー)編です。千鳥島と言われる場所は通称となっていて、正式には⼤欖涌貯⽔池(タイラムチョン)という人口のダムです。ふぅ~ん、人口のダムね、という感じで書いていきたいと思います。 ▶場所の紹介場所の紹介からですが、九龍半島の西部・黄金海岸(ゴールドコースト)から山に入ったところです。ゴールドコーストとい

<破邊洲 Po Pin Chau>断崖絶壁はまるで火曜サスペンス!|香港の離島や山々をめぐる会⑩

圧倒的な景色で私たちを驚かす、破邊洲(ポンピンチャウ)のご紹介です。毎週月曜日にお届けしているこの香港マガジンの山登り特集ですが、かなり充実してきましたね🐼それでもまだまだ行く場所があるというから驚きです。逆に皆さんの香港のイメージが山や海になっていないか心配です…。ネオンと夜景、飲茶もありますからね。 さて、話は戻りまして今回行く破邊洲(ポンピンチャウ)へ。場所は九龍半島の北東部、西貢(サイクン)の東方。途中から通常の車は入れないエリアで、特別な許可を得た車とタクシーのみ

<馬鞍山 Ma On Shan>ハイキング愛好家御用達!2人で馬鞍山(マーオンシャン)へ行ってきた。|香港の離島や山々をめぐる会⑨

刻一刻と変わる状況で、チームも一時解散です。 いきなり暗い話かと思えば、そうではありません。自分の、そして周りの人を守るための措置ですね。香港では行動人数制限が2名となってしまったので自主練と称して2名で行ってきました!仲が悪くなったわけではありませんのでご安心ください。 ※現在は4名までの活動となっていますが、状況は変わりますのでご確認ください。 さて今回は、香港の山シリーズである馬鞍山(マーオンシャン)です。そろそろ香港迷(香港を愛してやまない人たちのこと)ではないと