フリーザの願いを叶えた父から学んだこと
父親がガンで死んだ。僕が15歳の時だった。
物心はとっくについてたが、どれくらいの闘病期間だったのか。実はよく知らない。
あまりに長い入院期間に疑問感じ、母親に尋ねると、お医者さんからのアドバイスで受験生の僕には父の病状を伏せておいたらしい。
結果的には看取ることも出来たし、当時の対応も正しかったと思うが、イマイチ「父親が死んだ」と言うことが現実のこととして受け入れられない自分がいた。
「心臓止まったけど、また動き出すんでしょう」と物心が付いてたはずの僕は本気で