桜花賞・データ/ラップ分析
桜花賞_予想
過去のラップと想定ラップ
まずは阪神芝1600mのコースを👇
バックストレッチの中間からスタート。
長い直線が2本にコーナーが2回。ゆったりとした3~4コーナーを回る。
最後の直線距離はBコース時が476.3m。
直線半ばまで下りが続き、残り200m付近でゴール前の急坂。
約120mの間に1.8mの勾配を一気に駆け上がる。
桜花賞の過去のレースラップがこちら👇
年によって形は様々。
つまり出走メンバーによって前有利になったり後ろ有利になったりと
求められる適性も若干変わってくる。
展開予想と馬場傾向の見極めが大きなポイントになりそうなレース。
想定ラップはこちら👇
レースラップは年によって様々だが、基本的に求められる適性は
・道中、ある程度のスピードに対応する追走力
・476mの長い直線に対応する瞬発力
の2点。
参考データ
過去の勝ち時計、上がりタイム・・・
枠別、馬番別では・・・
人気別では・・・
所属・性別では・・・
脚質別では・・・
上がり3Fの順位別では・・・
前走クラス、前走レース別では・・・
主な前走ローテ
近6年は勝ち切れていないが過去10年で馬券になった30頭中、
前走チューリップ賞組は4-8-6-30で18頭。
前走阪神JF組は1-2-0-3で3頭。
2レース合わせて5-10-6-33の21頭と大半を占める。
重馬場開催となった20年の桜花賞を除いた近4年では
阪神JF、チューリップ賞、桜花賞のラップがかなり近い形に。
やはり同じコースの阪神芝1600mで行われ、同じようなメンバー構成となる3レースなだけあり、桜花賞への最重要ローテは阪神JFとチューリップ賞であることがわかる。
2023年は?
今年のチューリップ賞組の1~3着馬にいえることだが、例年と違いチューリップ賞を前哨戦として使うよりは桜花賞の権利獲りのために本気仕上げだった可能性が高い。
モズメイメイ、コナコースト、ペリファーニアは上積みあるのかが焦点になりそう。
さらにキタウイングとドゥーラに関しても前哨戦とはいえ不甲斐ない結果。
別路線組の台頭を期待。
【前走チューリップ賞】
モズメイメイ、コナコースト、ペリファーニア、キタウイング、ドゥーラ
【前走阪神JF】
リバティアイランド、シンリョクカ、ラヴェル
阪神JF、チューリップ賞以外のローテ
【前走フィリーズR】
シングザットソング、ムーンプローブ、ジューンオレンジ、ブトンドール
過去馬券になった3頭にあった共通点は「阪神JFで5着以内の実績」があったこと。
つまり本来の適性は1400m以下だが、3歳春の時点であれば素質や能力で誤魔化しが効くのだろう。
しかし今年の出走メンバーで該当する馬はいない。
【前走クイーンC】
ハーパー、ドゥアイズ、モリアーナ
過去馬券になった2頭はスターズオンアースとクロノジェネシス。
2頭とも勝ち切れないながらどんなレースでも好走する万能タイプの馬。
今年の出走メンバーではドゥアイズがまさにそのタイプ。
【前走その他】
ライトクオンタム、エミュー、コンクシェル、トーセンローリエ
過去馬券になった馬はデアリングタクト、グランアレグリア、アーモンドアイ。
ローテどうこうではなく、同世代の中で抜けた実力馬だった。
今年の出走メンバーで該当しそうなのはライトクオンタム。
阪神JFと桜花賞の関連性
阪神JFは12月に行われる牝馬限定の2歳G1(阪神芝1600m)
桜花賞は4月に行われる牝馬限定の3歳G1(阪神芝1600m)
たった4ヵ月違いの開催になる同条件のレースだが
実は阪神JFと桜花賞のどちらも勝った馬は直近10年ではソダシ1頭のみ。
この4ヵ月の間に大きく成長した馬はいるのか?
もしくはデアリングタクトやアーモンドアイのように
阪神JFに出走していなかった隠れた素質馬はいるのか?
各馬の好走ラップ ※()内は着差
阪神JFでは2着馬と0.4秒差で勝っているので昨年時点で抜けた存在であることは間違いなく、過去3レースの内容もラップを見て分かる通り異なる適性のレースを勝っているので想定オッズ1.5倍も納得。
なのでここではあえて不安要素を。
リバティアイランドは皆さんご存知、上がり3F 31.4秒という歴代最速のタイムを新馬戦で記録。
そして管理する中内田厩舎のG1勝利数5勝のうち4勝は2歳限定G1という実績が示す通り、中内田厩舎の馬は早熟な傾向が異常に強い。
3歳春になっての伸びしろという面ではどうか。
また、今週の桜花賞はBコース替わりの1日目。
この馬は豪快なストライドで長くいい末脚を使うタイプで、スターズオンアースのように馬群の間を縫う器用さは無い。
極端に内前有利になったときに阪神JFやアルテミスSと同じ外を回す競馬をしてはさすがに厳しい。
過去にはラッキーライラック、ソウルスターリング、メジャーエンブレムでも単勝オッズ1倍台で敗れた舞台。頭固定は妙味が薄い。
新馬戦はスローからの瞬発力勝負を逃げて快勝、2戦目のシンザン記念では道中のペースが緩まない流れを後方から差して1着と底を見せていない。
小頭数のレースしか経験がなく、馬体重も430キロと本格化するのはこれからだが、リバティアイランドを倒せる可能性を感じる1頭。
新馬戦こそ敗れたものの、瞬発力ラップになった未勝利クラスを道中2番手から抜け出して1着、前走のクイーンCでは速い流れになったレースを中団前目から差して1着と評価できる内容。
しかしその前走では初輸送の影響なのか本気仕上げだったからなのか馬体重-12キロは気になる点。
追切り内容と当日の馬体重に注目。
札幌2歳Sでは低速の持続ラップを捲って2着、阪神JFではハイペースのタフなラップを不利な外枠から上がり2位の末脚で3着、クイーンCはある程度速い流れを3番手から粘って3着。
その中で前走は明らかな前哨戦仕上げだったと思っているので今回は上積みにも期待でき、リバティアイランドが2歳時点からあまり成長していなければ逆転の目は十分。
個人的にオークスでがっつり狙いたい馬ではあるが、オッズ妙味を考慮して桜花賞でも。
リバティアイランドを唯一負かした馬で、その末脚は魅力的。
しかし過去3戦すべて出遅れていることがマイナス材料。
Bコース替わり1週目の馬場では致命傷になる可能性大。
さらに前走でも最後方から大外を回ったので仕方のない面はあるが、それにしても全くいいところ無し。
巻き返しには期待しづらい。
チューリップ賞もエルフィンSもスローからの瞬発力勝負になり、逃げた馬に有利な展開だった中で堅実な末脚を使って馬券になっていることは評価。
今年のチューリップ賞組ではコナコーストとキタウイングの2頭が上位だと思っているので、紐には入れたい。
阪神JFでは道中リバティアイランドと同じくらいの位置を内外に分かれて追走、最後の直線も内と外に分かれて追い比べで0.4秒差の完敗。
この結果だけ見れば厳しいが、この時はまだデビュー2戦目で、新馬戦ではドスローからの瞬発力勝負を2着と0.6秒差つけての勝利。
阪神JF後はすぐに桜花賞への直行を決めて準備を進めていたことも好感。
成長次第では差を縮めることも可能。
単純にチューリップ賞組を横の比較でみたときに上位に評価したいのはコナコーストとキタウイング。
大きく上積みがあれば馬券内も見えてくるが前走と平行線であれば厳しい。
瞬発力ラップが大好物。
フェアリーSでは全く適性外だったので軽視するも最内から瞬発力を活かして勝ち切られたのは驚き。
今回も展開がハマれば好走する可能性は秘める。
出走メンバーで確固たる逃げ馬はモズメイメイのみ。
当日予想外に競りかけてくる馬がいなければ、想定ラップに近い瞬発力勝負になる可能性は高い。
しかし前走は前が有利な流れをなんとか凌いだ形。
今回はより能力も末脚性能も高い馬が出てくるのでどれだけ馬場状態が味方してくれるか。
エルフィンSでは0.5秒差の3着ながら、上がり2位のコナコーストより0.4秒速い末脚で突っ込んできた。
その点が評価され1番人気に押されたフィリーズRでは課題だったゲートをクリアし、速い流れを前目で押し切る1400m戦らしい競馬で末脚は鳴りを潜めた。
これまでの3戦と前走で全く異なる競馬をしているので判断が難しいが、乗り難しい馬で岩田望Jへの乗り替わりはマイナス。
大荒れを期待するなら紐に抑える程度。
低速の持続ラップが得意なので今回は適性外。
桜花賞より皐月賞でどこまで通用するのか見てみたかった。
オークスや秋華賞で見直したい。
前走中山だった馬0-0-1-34のマイナスデータに該当。
前走中山だった馬0-0-1-34のマイナスデータに該当。
前走中山だった馬0-0-1-34のマイナスデータに該当。
これまでのラップから、短距離適性の高い馬。
であれば昨年のナムラクレアのように世代の中で抜けた能力が必要だが、さすがに厳しい。
阪神JFでは前に付けた馬に厳しすぎる展開だったので度外視可能。
今回モズメイメイの後ろで待機し展開がハマれば・・
3連系の大穴狙いなら少額で遊んでみたい。
印 ※枠順決定後に更新予定
◎ドゥアイズ
○リバティアイランド
▲コナコースト
△モズメイメイ
☆ムーンプローブ
☆ハーパー
☆シングザットソング
☆ドゥーラ
☆キタウイング
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