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NHKマイルC・データ/ラップ分析

NHKマイルC_予想

過去のラップと想定ラップ


まずは東京芝1600mのコースを👇
向正面の右奥からスタート。
最初の3コーナーまでの直線距離は約542m。
3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂で、3~4コーナーにかけては下り坂。
最後の直線に入ると途中からなだらかな上り坂(高低差2.1m)があり、直線距離は525.9m。


NHKマイルCの近4年のレースラップがこちら👇
毎年ほぼ似たようなラップ。
3歳戦らしく適性距離が1400m以下の馬も出走してくるので、道中もペースがあまり緩まない。
東京競馬場=スローからのよーいドンと考えがちだが、
NHKマイルCでは速いペースに対応できる追走力と、そのスピードで最後まで走る持続力が求められる。


想定ラップはこちら👇




参考データ


過去の勝ち時計、上がりタイム、通過順位・・・


枠別、馬番別では・・・


人気別では・・・


所属・性別では・・・


脚質別では・・・


上がり3Fの順位別では・・・


前走クラス、前走レース別では・・・




ポイント① 前走クラス


主な前走クラスはG3以上の重賞組。
過去10年で合わせて10-8-10-128で、馬券内率93%と大半を占める。

【前走OPクラス以下】
クルゼイロドスル
サトノヴィレ



ポイント② 前走距離


前走から距離短縮、または同距離だった馬は
過去10年で合わせて9-8-9-116で、馬券内率86%と大半を占める。

【前走から距離延長】
カルロヴェローチェ
タマモブラックタイ



ポイント③ 前走着順


前走1着だった馬の成績は過去10年で2-3-0-40と微妙。
さらに2016年以降に絞ると1-0-0-29と壊滅的。

【前走1着】
エエヤン
オオバンブルマイ
クルゼイロドスル
タマモブラックタイ




各馬の好走ラップ ※()内は着差


新馬戦はチャンスザローゼス、ドゥラエレーデ、デルマソトガケらを相手に0.3秒差で勝利。
そして1勝クラスは前半のペースこそ速くはないが、カルロヴェローチェ自身が逃げて刻んだラップであることを考えれば優秀。
NHKマイルCに求められる適性を十分に秘めている買うべき1頭。



中山マイルを走るようになってから3連勝と底を見せていない。
さらに新馬戦はスキルヴィングが2着のレースでハイレベルだったことを考えれば負けて強しの3着といえる。
しかし好走ラップからは東京よりもタフな持続力が求められる中山の適性が高い可能性が濃厚で、人気するのであれば嫌いたい。



ハイペースになった朝日杯FSを勝ち切っているのは評価できるが、誰もが思っているように戦ってきた相手のその後の成績からこれまでのレースはメンバーレベルが低かったといえる。
さらにG1ではとことん結果を出していない三浦皇成への乗り替わりは大きな不安材料。
逃げ・先行馬の揃う今回は軽視したい。



未勝利戦のラップは優秀で評価するもデイリー杯2歳Sでは5着敗退。
続く中山のオープン戦では2着と0.7秒差の圧勝となかなか掴めない。
希望すればエエヤンに乗ることもできたはずのデムーロがこちらを選んできたことは不気味で、買い目には入れておきたい。
※出走取消になりました



取捨の難しい1頭。
新馬戦、デイリー杯2歳S、朝日杯FSの3戦ではメンバーレベルが低かったとはいえ桁違いの末脚で好走。
今回大外の8枠18番を引いたことで脚質的にも期待したくはなるのだが、若干過剰人気である感が拭えず、前走は距離と馬場が合わなかったとはいえ5.5秒差の最下位と精神面も気になる。
オッズ妙味を考えて消しの評価。



出遅れて最後方からの競馬になった朝日杯FS以外すべてのレースを勝利し、追走力と持続力が求められる中で中団より前目から常に上位の末脚を使えているので、適性はかなり高い。
常に鞍上が替わりながらも勝利していることから乗り手を選ぶこと無く操縦性も高そうで、逃げ・先行馬を見ながら運べる脚質も魅力的。
重賞を2勝していながらこの想定オッズであれば迷わず買い。



1勝クラスを勝ったラップが今回の出走メンバーの中で最も想定ラップに近く高評価。
これまで常に道中2番手で競馬をしているように前の位置で運びたいが
今回はオールパルフェ、ユリーシャ、ドルチェモア、カルロヴェローチェなど逃げ・先行馬が多い。
この争いに巻き込まれることなく前目のポジションを確保できるかが鍵。



今年のクイーンCはレベルが高かったと思っていて、
ハーパー(クイーンC1着→桜花賞4着)
ドゥアイズ(クイーンC2着→桜花賞5着)
モリアーナ(クイーンC3着→NZT4着)
イングランドアイズ(クイーンC4着→フローラS4着)
グランベルナデット(クイーンC5着→忘れな草賞1着)
ウンブライル(クイーンC6着→NZT2着)
と好走馬がその次も結果を出している。

その上NHKマイルCにも近いラップを踏んでいるので素直に高評価。
さらに同レースは牝馬の成績も牡馬に引けを取らず、今年の牡馬は全体的にレベルに疑問符がつくので想定人気のままであれば美味しい。
前走のNZTは求められる適性が異なるのであまり気にする必要はなく、異なる適性が求められる中でタイム差無しの2着は優秀。



モリアーナもウンブライルの短評で述べた通り、クイーンCで好走し、異なる適性が求められたNZTで4着を高評価。
むしろ長い直線で速い末脚が使える分、ウンブライルより評価を上に取りたい。



前走のアーリントンCを走るまで1800m以上のスロー戦しか経験のなかった馬が1600mのハイペースラップで好走できたことは評価したい。
シルバーステート産駒ということで道悪だったことが好走の要因かもしれないが、人気しないのであれば抑えておく。





◎モリアーナ
○ウンブライル
▲オオバンブルマイ
△カルロヴェローチェ
☆ショーモン
☆セッション

↓3連系であれば抑え↓
注ダノンタッチダウン
注エエヤン
注シャンパンカラー



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