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FIREして燃え尽きないためにできることとは

FIREとはFinancial Independence, Retire Earlyの略語で、経済的自立だったり、早期リタイアをするという、少し前に流行ったムーブメントのことです。私自身も、FIREという単語ができる前からなんちゃってながらも実現させて(当時はファーストラックという名前でした)、なんちゃってではあるものの、今でも比較的、自由な生活をしている私が学んだこと、思うことを書きますね。

FIREを目指したきっかけ

私がFIREしようと思ったきっかけは、サラリーマンの時に海外へ行ったときでした。ゴールデンウイークの航空券が高い時期に2泊4日でアメリカに超弾丸旅をしました。もちろんあっという間の帰りになったのですが、帰りの便でこんなアナウンスが流れました。「オーバーブッキングで座席が不足しているため、搭乗を辞退いただく方を募集しています。つきましては3万マイル、翌日のビジネスクラス、ホテルまで準備します」というオファーでした。

すごく魅力的なオファーでしたが、当時はしがないサラリーマン、仕事もあったのでそれに応じることもできず悔しい思いをしました。

サラリーマンじゃなかったら、真っ先に応募したのにと。これが当時FIREを目指す大きなきっかけとなりました。その中、人生を変えるきっかけとなった方との出会いもあり、お金と時間にはある程度困らない人生を送ることができるようになりました。

とにかく海外旅行にいきたい。というのがきっかけの一つでもあったので、最初は海外に行きまくりました。SFC修行も兼ねてビジネスで世界一周旅行にもいきましたし、海外クルーズにもたくさん参加して、ロイヤルカリビアンのダイヤモンド会員にもなりました。今考えると頭のねじが何本か抜けているような生活を送っていました。(今ではとても真似できないです)

そんな生活にもいずれ飽きがきます

素晴らしい生活のはずでしたが、楽しいのは最初のうちです。次なる目標もなかったこともあるのですが、反動でほぼ引きこもりになり病んでしまいました。10年ほどはそうしていたでしょうか。

時間やお金にはある程度余裕はあれど、なんだか生きた気がしなかったような10年間でした。おそらくですが、サラリーマンを辞めて海外旅行に行きまくることをゴールと設定していたので、それを達成したら燃え尽き症候群になってしまったんだと思います。

FIREをゴールに設定していたので、そこで文字通りFIREで燃え尽きてしまったのでしょう。あの過去には戻りたくないですね。

FIREすることよりもFIREした後に何をしたいか、そしてそれをライフワークにすることが大切

いまでは、ビジネスオーナーとして仕事をしています。私のスキルがお客様にとってお役に立てて、喜んでいただけることが何よりの報酬と思えるようになってきました。

好きを仕事にしているので、以前のサラリーマン時代ほどのストレスはありません。ただ、長い間、自由な生活をしてきた反動もあることから、会社に出社するのは面倒なので、会社ではリモートで仕事ができる仕組みを整えて、極力リモートで仕事をするようにはしています。

この生活になってから、以前より生きているという感じがしますね。私がしたいことは、ある程度叶えられたこともあるのですが、人の役に立ててはじめて生きている意味を実感できるんだと最近は思います。好き(趣味)を仕事にするという生き方がFIRE後にはピッタリかと感じています。

なぜ、FIREしたいのか、そしてFIREしたあとには継続してできることをゴールに据えないと、この生活を長くは続けるのは難しいかもしれません。会社を辞めたいからFIREするんだという感じだと、おそらくその後、行き詰る時がきっと来るでしょう。

どうしても孤独にはなる

こういう生活や、その時の悩みについて話せる仲間は周りにはなかなかいないので基本は孤独ですね。ヒルトンの上級会員とかJGCとかSFCとかといってもきっと「?」でしょう。FIREして燃え尽きた方も周りにはいませんでした。

そういう時には、話せる友達やパートナーの存在はすごく助けになりますね。私の場合は妻と師匠の存在が大きいかもしれません。周りにそういう仲間を今のうち作っておくのもいいかもしれませんね。

noteをはじめたのもそれがきっかけ

友人でもあり師匠でもある方から、せっかくなのでnoteで得意なことを配信してみてはというアドバイスをもらい、さっそくはじめてみました。今まで培った大量のノウハウがあるので、ここに書くことでたくさんの方が人生を豊かに生きられるきっかけになればいいなと思います。

今のところ、noteはすごく楽しいのでネタが無くなるまで続けたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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