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[MtG]鋼ヒレ鯨人のスパイコンボ


1.はじめに

マジック・ザ・ギャザリングの個人的メモなnoteになっております。
当記事のフォーマットはPauper。
川越の近くてマジック・ザ・ギャザリングの激ゆる対戦会やボードゲームのオフ会等を開いているので興味がある方は遊びましょう。

2.鋼ヒレの鯨/Steelfin Whale

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モダンホライゾン2で登場した鯨。親和(アーティファクト)に目を引かれる人が多いと思うが自分が着目したのは「アーティファクト1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、鋼ヒレの鯨をアンタップする。」の方。これはつまり、そう、《ミラディン人のスパイ/Mirran Spy》が増えたって事なんですよ。つまり何をしたいかというと《チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria》で無限に攻撃力を増やす、ミラディン人のスパイコンボをやるしかないですよ!!

3.ミラディン人のスパイコンボとは

Pauperに馴染みがない人はいまいちピンとこないと思うので紹介をすると下記3枚を使うコンボ。
・《ミラディン人のスパイ/Mirran Spy》
・《消し去りの才覚/Banishing Knack》
・《チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria》

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手順が若干複雑で

1.召喚酔いしていない《ミラディン人のスパイ/Mirran Spy》に《消し去りの才覚/Banishing Knack》を唱える。
2.アーティファクトを3枚以上コントロールしている状態で《チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria》を0マナで唱える。
3.《チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria》をタップして自分のクリーチャー(《ミラディン人のスパイ/Mirran Spy》でも良い)のパワーを+1する。
4.《ミラディン人のスパイ/Mirran Spy》をタップし、《消し去りの才覚/Banishing Knack》の効果で《チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria》を手札に戻す。
5.《チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria》を0マナで唱える。
6.アーティファクトを唱えたので《ミラディン人のスパイ/Mirran Spy》の効果で自分自身をアンタップする。

以下ループすることにより、パワー20以上にして殴り勝つコンボである。なお、《消し去りの才覚/Banishing Knack》の代わりに全く同じ効果のカードである《撤回のらせん/Retraction Helix》を使っても良い。
《ミラディン人のスパイ/Mirran Spy》と似た能力を持つカードである《鋼ヒレの鯨/Steelfin Whale》が登場したことでコンボが安定するんじゃなかろうか!というわけ!


4.デッキレシピ

20:土地
6:平地/Plains
2島/Island  
4:古えの居住地/Ancient Den
4:教議会の座席/Seat of the Synod
4:剃刀潮の橋/Razortide Bridge

22:クリーチャー
4:鋼ヒレの鯨/Steelfin Whale
4:ミラディン人のスパイ/Mirran Spy
4:金属の急使/Chrome Courier★
4:きらめく鷹/Glint Hawk★
4:スレイベンの検査官/Thraben Inspector★
2:幻の漂い/Drift of Phantasms

18:スペル
4:消し去りの才覚/Banishing Knack
4:物読み/Thoughtcast
4:チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria
3:魔法の井戸/Witching Well
2:目くらましの呪文/Dizzy Spell★
1:冷静な反論/Stoic Rebuttal

色々調整中でカードを入れたり抜いたりして1人回しをしていたので書き起こしてみたら土地のバランスおかしいですね。
★が付いたカードは入れ替え推奨カード。
・《目くらましの呪文/Dizzy Spell》は1マナのスペルである《消し去りの才覚/Banishing Knack》をサーチする目的で入れたのですが《撤回のらせん/Retraction Helix》に差し替えた方が絶対良い。
・《金属の急使/Chrome Courier》は新カードなので使ってみたく、《きらめく鷹/Glint Hawk》で手札に戻せば使い回しが出来てオシャレかつ最後のアタッカー目的だったが不要。単純にドロースペル増やした方が良い。

なお、身内対戦であったため「リスストームは使わないようにしよう」という《闇の盟約/Darkpact》があり特にメタゲームは考えておりません。


5.強み

《鋼ヒレの鯨/Steelfin Whale》と《ミラディン人のスパイ/Mirran Spy》が合計2枚以上ある状態でコンボを発動すると相手のパーマネントを手札に戻しつつ《チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria》でパワーをあげることができるので、相手のクリーチャーを気にする必要がないところがとても強み。呪禁やプロテクション青があったら触れないものの、例えば呪禁オーラ相手ならばエンチャントは手札に返せるし、プロテクション青のクリーチャーなんておるんか!?状態。《ブラストダーム/Blastoderm》が居たら多少面倒であるが《ミラディン人のスパイ/Mirran Spy》だと飛行で殴れるのもとても便利。
あと《チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria》がアーティファクトなのにインスタントタイミングで唱えることが出来るので相手の土地や手札をすべて使ったことを確認してからコンボをはじめられるのも強い。「チス=ゴリア」とはいったい何者なんだろうか……。

6.入れようと思ったカード

■滞留者の相棒/Sojourner's Companion

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強くて可愛いし新カードだったので入れようかと思いましたが、ただの親和っぽくなるのは嫌だぁという比較的どうでも良い理由で不採用。
ただ、土地サイクリングがあるので《渦まく知識/Brainstorm》を入れてデッキシャッフル要員として導入はとても強みがあります。

■歯車襲いの海蛇/Gearseeker Serpent

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親和で最大級のサイズであるため、壁で良し、殴って良し!なんですが、《チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria》でガチャガチャして殴りたかったので不採用。
イラストが空を飛んでいるかと思ったら胴体が着水しているのでまだまだ身体が水中にあるっぽいですね。めちゃ長い海蛇。「生息条件島」なんてついていなくて本当に良かった。

7.終わりに

クジラとイルカって大きさでしか区別していなくて、でっけえのがクジラ、ちいせえのがイルカって人間が勝手に分類しているっぽいですよ!
終わり!



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