日々の機微(81) 奎28号を読む

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以前紹介したIF-THEN法をうまく駆使しないといけないなと思いました。というのも、毎回考えていても行動するのを忘れてしまうからです。

昨日は必死に茶畑の刈り揃えをやって、茶畑の大方の目処がつきました。その様子を残そうと常々思っているのですが、毎回写真撮影することを忘れてしまいます。

茶畑に着いたら写真を撮る。仕事が終わったら写真を撮る。そういう習慣をつけていたら、そういったミスも無くなるのになぁと思ったのでした。

ということで、今回は茶畑の写真がありません😭


俳句雑誌『奎』28号を読む

俳句雑誌『奎』が届きました。
会員作品がとても面白かったです。

いくつか作品を紹介します。

透明の雛を飾っているのだと 水の机

「私の知り合いの話」というタイトルの付いた連作で、すべての俳句に「透明」という言葉が入った透明人間をテーマとした連作です。透明人間から、透明の雛人形という飛躍はとても面白いなと思いました。しかし、連作なのでその面白さも一句を取り出してみると半減してしまいます。連作という作句法は可能性を感じたので、発想と独立性を両立させることができると良い俳句ができそうだなと想いました。

ライラック彼を思へば息が くるしい 安岡麻佑

ライラックといえば北海道のライラック祭りを思い出しました。ライラックは良い香りがし、恋の花としての意味合いもありそうです。そのイメージに乗せて彼を思うと息が苦しくなるという俳句。一字空けでの「くるしい」に

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