日々の機微(83) 平成という名の井戸 / 子規に学ぼう俳句の革新

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紅茶のパック詰め

昨日は紅茶のパック詰めをしました。昨年度作った紅茶が少し残っています。(といってもほんの少し)

それをドリップタイプと茶葉と2種類袋詰めをしました。紅茶は出来立てよりも、寝かせた方が美味しいです(緑茶に限らずお茶は寝かせると美味しくなります)

来月の後半ごろから新茶が出来る予定です。新しいお茶が出来たら昨年のお茶は古茶になりますが、どちらも味に特徴があります。

この機会に飲み比べしてみるのはいかがでしょうか?

ちなみに200gご購入いただけると送料は無料です。松野町周辺まで来られるのであれば、道の駅虹の森公園まつの、広見森の三角ぼうし、道の駅みま、よって西土佐で販売しています。

地域のひなまつり

昨日は蕨生地区でひなまつりがありました。

地域に眠っている雛飾りを公民館に展示。折紙の雛人形づくり体験のワークショップや、甘酒の振る舞い、そして雛豆のプレゼントがありました。

地域に眠っている雛人形といえど、侮るなかれ。御殿付きの立派なのから、そこらへんに出しても恥ずかしくないくらい立派な雛人形がたくさん並びました。

公民館には多くの人が集まり、子どもたちもたくさん来ていて活気がありました。

生憎の雨でしたがとても良い時間でした。

子規の新しさ 革新への主張

ホトトギスを第一号から見ています。

松山で発行されたホトトギスは文字がぎゅうぎゅうでお世辞にも娯楽雑誌という感じはありません。

しかし、子規や鳴雪といった当時の人々が書いた文章を読んでいると、なんとなく子規が目指した革新の一端に触れることができた気がします。

そのなかでも、ホトトギス第一号に載っている獺祭書屋主人「俳諧反故籠」はとても良いことを書いていて必読とも言える文章です。ちなみに獺祭書屋主人とは、正岡子規のペンネームです。

この文章では、俳句は何も為さないが、何も為さないなめに有害でないから捨てない。俳句が有用か無用かでいうと、西洋の美術と同じで有用だ。という主張から入っていきます。

そして、俳句に対して「あるべき姿勢」について強く書かれています。

例えば、俳句は高得点句を狙って作るのではなく、

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