日々の機微(85)紅茶シーズンのオープン戦と俳句的英会話のはなし
昨日はNPO法人いちいの郷での俳句講座でした。
毎月10人くらいが参加していますが、今回は少し人が少なく。1人3句出しで、欠席投句も含めて24句が並びました。
昨日の兼題は「桃の花」と「桜」。
桃は、「桃の花」まで言わないと、花になりません。逆に桜は「桜」だけで桜の花のことを表します。というのが俳句のお約束ごとです。
575の調べを跨いだ句形から大きくリズムを外した俳句まで平均年齢80歳くらいの俳句がどんどん大胆になっていきます。
そういえば、前に参加していた「船団の会」では、「老人は老人でやるから、若者は若者でやりなはれ」という感じで解散になりましたが、そのときの私の主張は「老人が若者を引っ張り、若者が老人を連れ込んだら面白くなるんじゃないか」というものでした。
それを言ったら、勝手にしてくださいと言われましたが、3年経ってなんとなくいけそうな気がしています。
満開の茶畑 紅茶シーズンはオープン戦
茶畑シーズンでいうとオープン戦くらいの時期です。ちょうど隣の園地の方が、茶の栽培を辞めて桜を植えているのでこの時期は贅沢に桜の景色を独り占めして準備に取り掛かっています。
昨日は茶畑で畝を少しハサミで切りました。それから柚子畑に鶏糞を撒きました。農薬は散布しないし、基本的に肥料も撒きません。
なのであまり芽が出ませんが、苦味の少ないお茶が出来ます。
子どもの頃、緑茶の苦味が苦手でしたが、あれは窒素系肥料の撒きすぎだと思います。
この園地で収穫した茶葉は釜炒りにしても、紅茶にしても甘味が強いお茶になります。
今年は例年よりも冬は暖かく、春は寒かったので、それがどのように影響するのか心配ですが。
ですが、順調に茶の芽も出てきています。
俳句の季語に「八十八夜の別れ霜」というものがありますが、この霜が来ないことを祈っています。
昨年の紅茶も残りわずかですが在庫があります。
ちょうど1年くらい経つと美味しく仕上がっているのでこちらもぜひご賞味ください。
他にも宇和島市三間、鬼北町、松野町の道の駅でも販売しています。
俳句的英会話
火曜日は英会話の日です。
昨日は接続詞「but/becouse/so」を使った文章を練習しましたが、それがめちゃくちゃ俳句的でした。
例文で用いるのは
He works,but I'm glad 〜
でした。「彼は働いしている、しかし私は〜だから嬉しい」
という文章です。この例文のおかげて英会話はコンフューズ状態でした。
なぜなら、「彼は働いている」はいいことのように思います。しかし「しかし」は逆説なので逆の悪いことを言わないといけません。ここで、再びしかしですが、逆説を用いながら「〜なので私はうれしい」と言わないといけません。
これは少し困りました。
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