日々の機微(88) 女学生時代の呉軍需工場の話

丸太の桜

不器男記念館の入口には、2月に剪定された桃の枝を活けています。
それが、3月中頃になると花が開花して桃の節句にぴったりな雰囲気を醸し出します。


その経験から、根っこのついていない枝からも花芽が付いていると花が咲くことは経験的にわかっていました。

しかし、昨日はチェーンソーで伐採された桜から花が咲いているのを見て驚きました。

原理は桃の花と一緒ですが、なんとなく桜の方が切ない気がしました。

呉の軍需工場の話

昨日は松野町伝統の葛句会でした。
昨年までは会の参加者の5割が90代が自慢だったのですが、今年に入って句会ができるギリギリの4人しか参加できなくなってしまいました。

さて、句会の終わりに同じ方向の90代の方をご自宅までお届けしました。

「まぁ上がっていきなはいや」と言われて、もみじ饅頭と珈琲をご馳走になりながらいろんな話を聞いていました。

そのなかに女学生時代の話がありました。

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