日々の機微(22) 雪には「常に備えよ」

昨日は一日中雪でした。
雪が耳に入るとゾゾゾっとしました。
夕方になる頃には心が「無」になりました。
基本的に外での作業なので仕事が終わると芯からカチコチに固まってしましました。でも、積もるということはなかったで一応は平常運転の1日でした。
その雪のピークも、今日の未明からお昼にかけてということで、今日は一面真っ白な世界になるかもしれません。(寒すぎてまだ確認していません・・・)

私が暮らしている四国でも、愛媛県の南側「南予」と呼ばれる地方では、大雪になります。関門海峡を抜けてくる冷たい風が、ちょうど私の住む愛媛県の山々にぶつかって雪雲をつくるそうです。そして寒波が来るとだいたいこの辺が大雪になります。南予でも海側は比較的雪は積もらないのですが、山側に行くと積もります。山側の地域では夏の気温は40℃近くになりますが、冬は逆にマイナス5℃を記録するほどの寒暖差の激しい地域です。海側から数十キロ移動しただけでこんなにも気候が違うのかと驚かされます。

端から端まで高速道路で移動すると200kmもある愛媛県。瀬戸内の今治市がある愛媛県の東側「東予」に属する地域は、海を挟んだ山陰地方の山々によって冷たい風がシャットアウトされて比較的温暖です。なので寒さに弱いレモンの栽培が盛ん。南予では大雪で交通渋滞や事故が起こっていても、愛媛県の真ん中、松山市がある中世に差し掛かるあたりから、雪がなくなり、今治市までいくとカラッと晴れているということがしばしばあります。

ですが、その南予でも雪が積もるといってもさすがに雪国とは違い雪がずっと積もっていることはなく、年に1回か2回そういう日があるという程度です。

そのため悩ましいのは、スタッドレスタイヤを装着するかどうか。
私が、愛媛県松野町に来た際は雪が降るから冬はタイヤ交換した方がいいと言われましたが、3年間雪が降らず、なんの効果も発揮しませんでした。
逆にスタッドレスタイヤを交換しないでもいけると踏んだ3年間は毎年雪が降りました。今年も暖冬と聞いていたのでスタッドレスに交換せずに突入しましたが、案の定昨年12月から数えて2回目の雪になりました。毎年結果が裏目に出ています。

「常に備えよ」というのは、

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