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油絵を個人輸入しました(続ー後編)

↓前回↓からの続きです。

7.支払い手続き

 2月21日、作品内容に合意したので、支払い手続きを行いました。購入者だけしか入れない買い物ページが作られて、そこでネットショッピングするという購入方法でした。

支払い方法はなんとクレジットカード。現代社会は便利ですね。

 ちなみに私は大切なものはアメックスで支払うようにしています。付帯保険が強力で90日以内であれば(他のクレカでは対象外の)iPhoneすら保険対象になります。

 この時は「きっと3月には届くな。」なんて考えてました。

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8.ふたつの緊急事態

 2020年3月、世界では不穏な空気が漂い始めます。当時は対岸の火事的雰囲気だった新形コロナウィルスがどうやらパンデミックではないかとザワつき始めたのです。

 3月に2つの衝撃が私を襲います。株式市場の暴落とイギリスのロックダウンです。

 スマホの写真フォルダの2020年3月19日撮影分にこんなスクショが残っていました。

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 保有してるからこの様なスクショを撮っているわけでして、とても痛い目に遭いました(笑)

 その4日後の3月23日、イギリスがロックダウン。輸入もストップとなり「hope」はしばらくオアズケに。もうすぐ手に入ると一度思ったものが不確実になる。というのは結構辛いものです。

 とはいえどうしようもない状況。この時は(今もですが)事態の継続性が全く見えなかったので、諦めて気長に待つことにします。

↓ロックダウンのニュース↓

9.物流再開

 すっかり考えないようにしていた6月6日「アメリカへの出荷が再開したから、日本にもそろそろ出荷できそう」とJasonから不意の連絡。この連絡で「英国も米国も日本も、コロナのパニック期から脱しつつある」という実感が急に湧きました。

 6月24日、「出荷したよ」との連絡。遂に動きはじめました。ここからは早く、6月30日にあっさり届きます。

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10.掛け替え

 到着後、早速掛け替えてみました。

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 「なんで、そんな狭い所に!?」と言われますが私もそう思っています。これには経緯がありまして、もともとはかける場所を計算して一枚目を購入しました。ロッドホルダー横で、食事の際に目につく凄く私的に良い位置設定でした。

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 私の準備不十分が良くなかったのですが、油絵は日光や煙がダメで、なのにこの位置は日中に小一時間ほど日が当たるのです。で、我が家(賃貸)で日光と煙があたらない場所が、カーテン上しかなかった。こういう経緯です。

 現在初期の場所は、そのまま取り付け具を残して、帽子掛けになってます。次の引っ越し先は絵を飾る場所も計算して探そうと心に誓っています。

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11.輸入税

 掛け替えも終わり、だんだん暑さを感じる季節となった7月初旬、FedExから1通の封書が届きます。「税金かなぁ」と思って開けると、悪い予感は当たるもので輸入税の請求書でした。

 私は輸入にかかる税の知識がほぼないので、今でもよくわかっていないのですが、前回はなかった税金の請求が今回は来ました。多分、個人輸入税というやつで、(商品+送料)×60%×10%+手数料 の請求です。今回も最後まで色々あるなぁと思いながらも、ネットで支払いを終えました。

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12.おわりに

 実は7月末頃に次の作品を予約しました。2年待ちくらいの見通しです。1年以内には引っ越す予定があり、次の家は絵を飾れる場所も考慮して、サイズアップに挑む予定です。

 ちょっと間もあくし、次の家は部屋数が増える予定なので、別のアーティストさんの作品も物色したりしています。

↓こんなのとかが次の候補(この作品はsold)↓

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 前作と、今作前編を見られた方々から、個人輸入についての問い合わせを数件いただきました。間口を広げたく本文を書いているので嬉しく思い、きちんと回答したつもりではあるのですが、ミスリードを恐れて伝えなかったことがあります。それはあくまで私の少ない体験談によるものなのですが「アート作品は買える時に即決で買っとかないと、2度と買うチャンスは来なかったりする。その後悔は大きい」というものです。偏った考えかも知れませんが、アート購入についての私の現在の行動原則です。

 このような体験日記にニーズがあるようでしたら、また次のアクションの際にnoteに書くつもりです。最後まで読んでいただきありがとうございました!

↓始めての個人輸入↓




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