come on baby21GIFT

待合室で、
また、ダメだった時のことを想像して泣いていた。先に泣いておくとショックが少ないという気持ちからだ。携帯をみると志村けんさんのコロナによる訃報が目立っていた。げらげらと笑いを与えてくれたコメディアン、志村けんさん、ご冥福をお祈りします。子供のころは、みていいのか?ドキドキしたストーリーもあったけれど、志村けんさん自身を思いかえすと、まったく嫌味もいやらしさもなく、とても勤勉な方だという印象で、そしていつもしずかに笑っているので、みていてとても和みました。新型コロナウィルスのせいで、お亡くなりになり、日本はまたひとつのGIFT(才能)を失ったな、、、と思いながら待合室に小さくなって座っていた。


13番の方~
呼ばれて、部屋に入る。
先生の机には、結果がわかる紙が1枚ある。

入室してから紙をみないように、目を逸らしていた。

先生は一言、
「じゃ、妊娠していますので」


え?


えええ???


ええええええ

それから、声に出して泣いてしまった。
興奮していた。

みなさんのおかげです。といいながらもわたしが、あまりにも泣くので
ひとり相談室へ。
看護師さんがずっとそばにいてくれた。

だれにも、いえなかったことだから、
どうなるかわからなかったから、
ほっとしたのと、嬉しいのがまざって。。。




この1年を思い出すたびに泣きながら、不妊治療病院を後に、紹介状を書いていただいた初の産婦人科に向かった。


ps.

ここまで読んでくださりありがとうございます。いま、妊娠5か月です。つわり中でも太ってしまい、また、かなりの低血圧で指導を受けたりと、まだまだうまれてくるまで不安もありますが、だいぶ元気に丈夫な毎日を過ごしています。あんなに辛かった不妊治療の思いを忘れることなくこれから生まれてくる赤ちゃんに愛情を捧げていきたいと思います。





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