わりあてられた性別
assigned gender
https://x.com/kakuman2021/status/1412620873446486025?s=20
出生時(胎児期)に診断された「生物学的な性別」をそのように表現しているようですが、こちらはもともとDSDs(性分化疾患)における用語であり、あくまで生物学的な性別(セックス)の意味。
トランスジェンダー運動はそれをDSDs(性分化疾患)とは関係ない文脈において使用しています。
My body, my choice
1969年、フェミニズムのreproductive rights(女性の生殖に関する権利)として使用された用語です。
そのため、東京トランスマーチ2022で用いられた同用語における「私の性別を私で決める」という意味ではありません。
現在でも避妊、中絶、リプロダクティブ・ヘルスへのアクセスなどの女性の権利を求める文脈や運動において利用されます。
Trans Is Beautiful
Black Is Beautiful
Black Is Beautifulは、1960年代の米国でアフリカ系アメリカ人によって始められた文化運動です。身体的特徴だけでなく、さまざまな肌の色、ヘアスタイル、質感など、黒人の自然な特徴の美しさを肯定するための用語です。
Trans Rights are Human Rights
Women's rights are human rights
このフレーズも元々女性運動で使用されていたことがわかりました。
1980年代から1990年代にも盛んに使われていたようで、中でもヒラリークリントンが使用したそうです。フェミニズムの運動の中で過去から現在まで使用されている大切な言葉です。
WOMAN
女性
ご存知のように、トランスジェンダー運動においては女性は生得的女性だけではなく、「女性と自認する男性」を含むと考えられています。
従来の女性は「子宮のある人(uterus owner)」「卵を産む人(Egg Producers)」などの包括的用語に置き換えられました。
これはもちろん、子宮を摘出した女性、閉経した女性を包括する用語ではなく、女性身体全体を臓器や生殖機能単位に矮小化する女性差別的な用語と言えます。