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フィリピンの数字

英語でもいけるけど

フィリピンでは現在、第2公用語が英語という事もあり、学校で学ぶ他にTVでも英語での放送が多数あります。しかし普段の暮らしではフィリピノ語(現地ではタガログ語)を話します。フィリピンは多数の島々で成り立っており、地方毎に違う言葉が存在しますが、ここでは公用語となっているタガログ語ベースでお話を進めます。

イサ!ダラワ!?

私が最初にフィリピンで武術を練習する機会に恵まれたのは、今から10年前の2010年の事でした。フィリピン初上陸から既に6年が経過しており、元々空手を過去に習っていた私としては、2008年頃からブルース・リーの『死亡遊戯』でフィリピンの武術家(ダン・イノサント師→その時は全然知らず・・・)が何か棒を2本持って戦っていたなぁ、それ何だっけ、あぁカリって言うんだ!というところまで辿りついていたのですが、カリ(KALI)はアメリカに渡ったフィリピン人の先生が造った造語であり、何とフィリピン現地では通用しなかったのでした。
その後、youtubeで見たヒストリーチャンネルのHuman weaponという番組でエスクリマ(Eskrima,フィリピン武術の呼び名のひとつ)特集があり、それを見てフィリピン現地ではアーニス(Arnis)またはエスクリマと呼ばないと通じない事を理解したのです。また、その番組を通じてFMA(フィリピン武術)に様々な流派があることを初めて知りました。そして、フィリピンの義兄に『どこかこの辺りでアーニスとかエスクリマやってるとこない?』と聞き、知り合いの先生を紹介していただいて初めの一歩を踏み出すことができました。
Human weapon Eskrima特集:https://www.youtube.com/watch?v=8Gvz4ZF_oss
前置きがとても長くなりましたが、だいたいFMAの基本というのは先生のカウント(号令)で基本のフットワークをやったり、スティック(流派によってオリシやバストン、単に英語でスティックと言ったりも)を様々な角度で振ったりします。そこでようやく今回のお題となるのですが、タガログ語の
0~10までの数え方をご紹介します。

0:Sero セロ
1:Isa イサ
2:Dalawa ダラワ
3:Tatlo タトロ
4:Apat アパット
5:Lima リマ
6:Anim アニム
7:Pito ピト
8:Walo ワロ
9:Siyám シャム
10:Sampu サムプー


もちろん、10以降もLabin-Isa(11)Labin-dalawaと続いていくのですが現地では面倒な為、スペイン語や英語でそれ以降は数える事がほとんどです。

フィリピンは年中暑い・・・

さて、めでたく初のフィリピン武術のトレーニングができ、大変興味を持ったのですが、その時日本は冬(11月)でフィリピンは乾季に入ろうというところで体感的に大変暑く、練習の途中でフラフラしてきました。今でも乾季にフィリピンでトレーニングする時は日本で冬の季節に順応した身体を慣らすのに苦労します。昔お世話になった某先生は、フィリピンでのトレーニングに慣らす為に道場で年がら年中、暖房を効かせてましたが・・・・

今回のおまけ話

数字にまつわる話で思い出しましたが、初渡比した当時、現地で流行っていたのがスペイン語での"8"を表すOtso-Otso(オチョオチョ)という歌でした。FMAの技でも、8の字で打ち続けるという意味で用いられます。
また、今回のトップ画像は2010年にボラカイ島に滞在した際のホテルでの朝食です。毎朝バイキングで太って帰りましたとさ・・・
Otso-Otsoの動画:https://www.youtube.com/watch?v=SZ4ZYqCJBDo

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