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ブラック系?農業法人の章アフターストーリー②~タマネギの皮むき改善~

強面のおじさんは、すごく偉そうで風格もありました。

初めて農場に来るお客さんには社長だと間違われるほどで、実力も兼ね備えていました。

強面のおじさんは農場長の右腕のような立ち位置になり、タマネギの皮むきの事業をどんどん改善して出荷量も大幅に増やしました。

ある日、ビニルハウスで農場長と強面のおじさん二人で何か作業をしていました。
興味があったので、覗いてみると、堆肥づくりをしているようでした。
タマネギの皮むきで捨てられるタマネギの残渣を堆肥化する実験をしていました。その仕事は僕が担当することになりました。

一応は成功して、タマネギの皮むきで出る残渣の廃棄代をうかがうことに成功しました。

このように、農場はうまく回るようになってきました。

すると、強面のおじさんがつぶやきました。

「この農場もだいぶ良くなった!今度は労働条件やな、、、」

イヤな予感がしました。

つづく

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