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ボーカルレッスン的なものを2ヶ月受けてみた

今回は全然旅行関係ないです。

ある時、友達に「バンドカラオケ行ってみたい!」っていう話をしたら「うちの旦那がやってるバンドカラオケ行く?」と誘ってくれて「わーい!」とノリノリで後日行くことになった!

でも冷静に考えて「バンドカラオケって見ず知らずの人に私の声を聞かせるわけだよね?!ひぃ・・・」って思ってちょっとなんか習いたい!って思って、生活圏内にあったボーカルレッスン的なところに行ってみた。

1回目は無料レッスンということで、バンドカラオケももう3日後とかに迫ってたので1回だけ無料で受講させてもらって辞めようかな、って思ってたけど、たっぷり40分レッスンで申し訳なくなったのと、なんだか先生の圧がすごくて流れで受講することにしました。結果2ヶ月(合計6回レッスン)で受講終了するのですが、そこで学んだ(?)ことをせっかくなので整理しておきたいと思います。

発声練習って効果あるんだな。


リップロールで口周りが動かしやすくする
腹から声出す。お腹を窄めないように保ちつつ腹から出す。(これが最後まで習得できたかよくわからなかった)
あと滑らかに音階を変えて歌うために、「ドレミファソファミレド」的な発声練習も毎回やってた。
確かにこれらをやると声や音がコントロールしやすくなってた気がする。


歌詞の意味を考えて歌に色付けする感覚。


時には歌詞を音読したりして、どこで文章の意味が切れるかな?(どこまでつづけて歌えば意味が伝わるかな?)とか、曲全体が悲しい歌なのか、どういう気持ちで歌う歌なのか?とかを考えることがあった。好きな歌でも音読したことがなかったので、よくよく読んだら「これ悲しい歌だったんだ…」って気づきがあったりして面白かった。

曲を細かいところまで分析する。


音程を合わせるのはもちろんだけど、強弱の付け方とか、この場面はアンニュイな雰囲気を醸し出して〜とか、ここは浮遊感のある歌い方で〜とか、多少は無意識で感じていたけど、言語化されて「こう歌ってみましょう!」と言われると、より歌うのが面白くなるしノってくる。

あと、音程は同じでも「上めに歌う」とか「下すように歌う」とかで雰囲気が全然違った。音程が下がる場面でも「気持ち上目に歌って!」と言われることとか、「音を下に当てる感じで!」とかって指示が多くあって、なんかそんな感じで歌うと雰囲気が変わったりして、具体的に自分がどう変えたのか・変わったのか感覚的にしか違いが分からないけど、確かに雰囲気が変わって面白かった。

これも曲の分析をしてどんな雰囲気か、声の当て方がどうか、などなど考えて歌うのか〜と思って奥が深いなぁと思ったし、歌手の人って自然にやってるのか、こういう雰囲気出したいからこう歌おう!って思ってやってるのか、いずれにしても全体的な曲の雰囲気をまとめながら、部分ごとに歌い分けたりしているのがすごいなぁと思った。


まとめ


これから歌を聞く時とか歌う時に(気が向いたら)こんな視点を意識してみようかな、って思った。
特に歌詞の朗読はお気に入りの曲があったらしてみたいと思う。
昔中学生の時の合唱大会でみんなの士気が下がってた時に担任が「1回朗読しよう!」って言って、担任1人教壇でつらつら朗読してた時のことを思い出した。
その時には、面白すぎて友達とクスクスしてしまったが、あれをちゃんと聞いてたら何か音楽への向き合い方が変わったかもしれない(いやあの頃の自分が聞いても何も変わらないか)

あと教えられる、というのがなかなか最近ない経験だったのでありがたかった。なるべく素直になろう!と努めた。いちいち「なんのためにやるんですか?」とか言ったら自分も相手も怪訝になると思って。(しかもこのレッスン自体、目的を見失った習い事だから、最後自分はなんでレッスン受けてるの?ってなるからな)
でも「母音で歌う練習」の時はおかしすぎて「これはどういう効果があるんですか?」って聞いちゃったな。 例えば「春が来た 春が来た 野にも来た」だったら「あうあいあ あうあいあ おいおいあ」って歌うの。難しいしなんなんこれ?!って思ったけど、母音を強調して歌えるようになると歌詞が引き立つ、みたいなことを言われた気がする。習得はできなかったw

また機会があったら歌ったり、ピアノ弾いたりしてみたいな〜。人様に聞かせるってなると、自分が楽しむ以外の面白さも発見できるから、良い刺激になっていいですね。

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