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ウェストミンスター

https://fr.wikipedia.org/wiki/Westminster_(métro_de_Londres)

初めての海外旅行はロンドンで1982年だった。
これをお読みいただいている方の中にはまだ生まれていないひとが多いかもしれない。

その時一番感激したのは、「ウェストミンスター駅の出口を出たらウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂)があったこと」であった。
今のようにネットがなく、電話もダイヤルを回すものだった時代だ。
シャーロックホームズが好きだった私は、愛読書の挿絵にあったビッグベンが「本当にあったこと」に、なぜだか深い安心感を覚えた。

外国語はとにかく、外国なんて小説の中でしかなかった時代に、外国があることにすら、確信が持ててはいなかったからだ。
そして、無事、ロンドンはあり、パリもあった。
しかし、その旅行ではフランス語を実際に使うことはほとんどできなかった。

その後にも数回フランス旅行に行った際にそこそこフランス語が通じたのは、ひとえに札幌でごく短期間一緒に働かせていただいたフランス人の皆様が良い方であったからだと思う。

そして、フランスで出会ったフランス人も大抵が良いひとであった。
この想いをフランス語でネットにアップするほどのフランス語力があればよかったなと残念に思うほどに。

せめてメールやメッセージを書くのみである。
生きているうちにまた会える日がくればそれは奇跡ではないかと思う日々だから。

永遠にフランス人好きです☆

ぱなせあつこ

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