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アイカツプラネット19話「きみといるだけで」の感想

主人公の舞桜と親友の栞の仲に不穏な空気が流れる19話の次回予告にどきどきしていましたが・・・ついにその日がきました。

プラネットプリンセスグランプリ(長い)に出場できるのは、ランキング4位以上のアイドルのみ。舞桜と栞はそれぞれ5位と10位。絶対に順位をあげたい気持ちの中、ラストチャンスであるバトルステージの対戦相手が、舞桜と栞だと知る冒頭2分。

自分の対戦相手が舞桜だと知った栞ちゃんは、何かを覚悟するようにスマホをギュッと握りしめ、舞桜と話すことなくその場を立ち去ります。

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ええっそんな〜!という動揺からのOPですよ。次回予告で知ってたとはいえ。19話ほど、気持ちとOPのテンションの差がある回は初めてでした。

いつかRing Ring Ring 咲かせたいな♪
Jump Jump Jump 咲くといいな♪
満開のハッピー 届けたい♪(for you! Bloomy スマイル!)

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もうこの間「どうなっちゃうんだよ〜」という気持ち。RingRingRingじゃないんですよと。満開のハッピー届けてくださいねと。

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あの後、とことん栞におことわりされた困り果てた舞桜は、るりちゃんと話しながら「アイカツでライバルになったら親友じゃいられなくなるのかな・・・」と悩みますが、幼馴染2の敬斗くんが「喧嘩もしたことないのに本当の親友って言えんのかよ」と返し「栞は私に遠慮してほしくないんだ」と気づくシーンがよかったですね。

舞桜は小学校の時の学芸発表会でシンデレラの役を栞に譲ったり、パン屋さんで最後の1個しか残っていない人気の食パンを栞に譲ったりしていたシーンが描かれていましたから。栞からすると(また舞桜が遠慮して、私とのステージでも本気を出さないかもしれない)と思うのは納得です。

また、仲がいいからこそ、関係を壊したくなくて本音が言えないときってあるよねぇと私自身も共感したポイントでした。舞桜と栞は、そこを乗り越えます。

栞のおことわり行動の本当の意味に気づいた舞桜は、栞のもとまで走り、「私、栞に勝ってプラネットプリンセスグランプリ出るから!」と熱い握手を交わしました。


余談ですが、栞ちゃんが校舎を出た時に響子先輩が待ち伏せしてたシーン、待ち伏せされたい人ランキングNO.1だろと栞ちゃんを羨ましく思いました。ここまで登場していませんでしたが、響子先輩には全てお見通しのようでした。

もう1つ余談、真剣勝負することが決まった2人は、これまで通りトレーニングも一緒にします。オソロコーデとトレーニングメニューに「木を引っこ抜く」を入れてたのが印象的でしたね。真剣なおふざけシーンほど最高なものはありません。

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そして・・・アイカツの世界でトレーニング後にパフェを食べる2人。栞が元気な子どもが友達の手を引いて走る姿を見て、舞桜と栞が友達になった頃の思い出話をします。

舞桜が栞を連れ回してたという話ですが、「でも楽しかった」と。さらに「私ね、ずっと舞桜が羨ましかったんだ」と・・・。なんでしょうか、さきほどの握手をきっかけに、握手以上に本音を語っている。グッと来るものがありました。それに対して舞桜が「それを言ったら私もだよ!」と言い、お互い全然知らなかったと笑う。最高の友情物語や。

私も仲のいい友達の中に自分とまったく性格の違う子がいて。お互いに性格は全然違うけど、だから楽だよね〜みたいな話をします。そして、自分にはないその子の魅力に、心のどこかで羨ましさを感じているのは、なんかわかるなぁと。

放送後に出演メンバーも各SNSで19話に対してコメントを寄せていたので、やっぱり共感できる部分があるんじゃないでしょうか。。


その後、現実世界に戻りマネージャーのいずみさんに「2人のオリジナル曲でライブがしたい!」と相談します。このとき、マネージャー役のいずみさんが秋元さんでなんかすごいホッとした〜!ご本人がアイドル界の先輩というのは、見る人によっては時折、感慨深くなりますね。

ここまでの話、けっこう濃密でしたが見返したら、まだ16分で驚きました。本当に無駄のない、かといって何かが抜けているわけでもないストーリー・・・すごい・・・。


そうそう、アンちゃんとキューピッドのシーンもよかったですね。今回は出場するチャンスを逃したけどその分応援します!と言うアンちゃんとそれに答えるキューピッドさん。最近、ローズに対して燃えてるキューピッドちゃんのイメージが強かったので、アンちゃんに対してこんな優しかったんですね。キューピッドさんがずっと1位や2位をキープできてるの、アンちゃん効果もでかいでしょう。

直接は伝えずとも、(絶対キューピッドさんの隣に立てるアイドルにアンはなりますから!)と心の中で誓うアンちゃん。(なれるよ!)と念じる私。

感想が思ったより長くなってしまいました。


そして始まったライブステージの新曲!!!

曲を表す単語を知らなさすぎてあれなんですけど、お庭でお花な感じ!?(語彙力なさすぎる)歌詞を聞けば一発で2人のためだと分かる曲で多幸感のある熱いライブステージでした。サビで困った笑顔をするハナちゃんの表情よかったですねぇ。

「すごくわかるも わからないも ぜんぶわかるの」

これ!2人でパフェ食べてた時に話してたこと〜!

バトルステージはハナが勝利しますが、5位だったハナより上位のアイドルも全員勝利したのでランキングの変動なし。あ、じゃあ次のプラネットプリンセスグランプリに続く感じ?と思ったら激アツ賞の話が。

激アツ賞、今回のライブで一番ファンを熱くさせたアイドルに送られる賞・・・ですが、ストーリーの最初でいずみさんが伏線的に話してたのに、初見では全然聞いていませんでした。ので、へ〜激アツ賞?なんだろ〜と。

激アツ賞にハナが選ばれて、シオリが「ハナっ・・・!」と抱擁。シオリの顔は見えず、どんな表情をしているのか・・。で、ああ、ランキングは入れなかったけどファンは熱くさせたぞとそういう感じか・・

「激アツ賞を受賞したアイドルには、ボーナスポイント!」

「ハナがランキング3位にジャンプアップ〜!」

ええっ!

プラネットプリンセスグランプリにローズ、キューピッド、ハナが出演することが確定!!このときの星の色、3位までが黄色だったので、4人までというルールが頭から抜けてて、ルリちゃんとビートの真顔が怖すぎてどきどきしました。え、もうエンドなのこの2人・・?と・・。

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いや・・・とりあえず、ビートとルリちゃんのことは次回・・・。私がストーリーの感づきそうなポイントを全然感づかないまま進んだので、振り回されて楽しかったです。

最後の展開に気持ちが持って行かれますが、19話は友情を描いた神回でした。ありがとうございました。


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