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今更ながらつみたてNISA始めました。

どうも、ぱんねこです。
先日、今更ながら環境が整ったので現行の「つみたてNISA」の手続きを完了させました。
本当にギリギリですが、2024年から自動的に新NISAのつみたて枠に移行するので早く始めるに越したことはないか~という感じです。


そもそもNISAとは?

利益に対して税金がかからない投資方法

NISAとは「Nippon Individual Savings Account」の略です。
直訳すると「日本個人貯蓄口座」ですね。
NISAの口座は1個人あたり1つのみ開設可能です。

投資等で一定の利益が得られた場合税金が発生します。
確定申告を忘れてしまうと脱税になりかねませんし、利益から税金を差し引いた額しか受け取ることができません。
源泉徴収ありの「特定口座」で投資をすれば確定申告自体は必要ありませんが、それでも税金は発生します。

一方、NISAは投資額の上限等はあるものの、発生した利益に対して税金がかかることはありません。
そのため、投資で得た利益すべてを受け取ることができます。
税金が発生しないので、確定申告をする必要もありません。

2024年から「新NISA」制度に

2024年から、「新NISA」制度がはじまります。
投資額上限が上がり、非課税期間が無期限に変わり、現行では「つみたてNISA」と「一般NISA」のいずれか一方しか利用できないのが併用可能になる、という、利用者としてはかなり嬉しい変更です。

個人的に特に嬉しいのは、つみたて枠と一般枠(成長投資枠)の併用が可能となった点です。
2023年末までの制度では、「つみたてNISA」を利用していると、積み立てない投資をしたくなったときにNISAとは別に税金のかかる証券口座で取引を行う必要があります。
NISA口座での取引ではないので、利益に対して税金もかかってしまいます。

新NISA制度では、つみたて枠でコツコツと投資しつつ、一般枠(成長投資枠)で短期的な利益が見込める株や配当金をたくさんもらえる株に投資することができ、それらのすべての利益に税金がかかりません。

NISA口座はどう選ぶ?

NISA口座は1個人1つ

NISA制度は利用者にとって嬉しい制度です。
一方で、所得税の面で優遇されているため、NISA口座は1個人につき1つしか開設することができません。

そのため、NISA口座を開設する際はどの証券会社で口座を開設するかよくよく吟味する必要があります。

私は楽天ポイントを貯めているので「楽天証券」でNISA口座を作りました。
「楽天証券」は「SBI証券」に並んでオススメされている証券会社ですね。
私のように、ポイントが貯まるから、とか、あるいは信用できる証券会社だから、といった基準で選ぶと良いと思います。
個人的には、迷ったら「SBI証券」か「楽天証券」のどちらかかなと思います。

手続きはネットで

NISA口座の開設や投資先を選ぶ際は、実店舗ではなくネットで手続きをしましょう。

実店舗の運営には店舗の維持費、光熱費、人件費などのコストがかかっています。
そのため、資産運用にかかる手数料がネットに比べて割高だったり、銀行や証券会社側の利益優先の銘柄をすすめられることがあります。

インデックス投資は「eMAXIS」シリーズではなく「eMAXIS Slim」シリーズを選ぶようにしましょう。
これは販売経路の違いにより手数料に差があるためで、前者は実店舗で、後者はネットで販売していることによります。

おわりに

今回は「NISA」の基本の基本、といった話をさせていただきました。
投資の利益に税金がかからない制度は、給与所得者としてはありがたい限りです。

今後はNISAについて更に詳しい記事を書いていきたいなと思います。
この記事が「新NISA制度がスタートするけど、NISAって何?」という方の参考になれば幸いです!

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