104期 『眩耀夜行』対策委員会 議事録

キャーカワイイー

ほんで口にもの入れるのやめなさい!!!!!!!!!!!

ところで話は変わりますが、最近このような興味深い意見をいただきました。

104期の眩耀夜行の「譜割り」どうなると思います?

眩耀夜行について理解(わか)ったつもりになっていた私は雷に打たれたような気持ちになりました。これは大変だ。眩耀夜行と真剣に向き合う日が来たみたいです。

というわけで、104期スリーズブーケが眩耀夜行を104期Ver.として発表したときに備えて、今から対策していきましょう。

注) これ以降は2024/5/31時点のオタクの空想です。

とは言え、なんの前振りもなしに好き放題言うのは丁寧でないので、私の言動を振り返ってみましょう。




僕「(大きめの声)」




間違えました。

これらの記事で触れたのは加賀友禅灯ろう流しとの結びつき。それに起因する時間的な接続、『生者と故人』についてお話です。特に、灯ろう流しを用いて何を弔っているのかという点について触れました。
簡単にこれらの記事の結論を述べますと、『生者は未来・現在の自分、故人は現在・過去の自分。未来へと歩みを進めるためには、現在・過去の自分と別れを告げ、変化していく必要がある。けれど、現在・過去の自分を捨てた訳じゃない。』です。



ずるいですね~。



だいぶずるい逃げ方してます。
過去→現在、現在→未来、ご丁寧にどっちも書いてくださっています。おかげですごく読みにくくなっていますね。しかし、この逃げが今となっては少し助かっております。いかんせんこれらの記事を書いたときには役者が3人に増えるだなんて思ってもなかったので。

さて、今回の対策委員会のお話に戻しましょう。

譜割りに関係してくるのは、『生者と故人』そして『未来・現在・過去』です。これらが、ある視点では生者、ある視点では故人として捉えることができます。一度練習してみましょう。

              過去 → 現在
              故人 → 生者

これは非常にわかりやすい形です。現在を生きているんですから生者です。そして過去には遡及できないことからある種の故人であります。次行きます。

              現在 → 未来           
              故人 → 生者

未来に視点を置きますと、現在の自分というのは故人にあたります。故人より先の世界を生きているんだからある種の生者ですね。だんだん難癖が苦しくなってきましたか?僕も苦しいです。

まとめますとこのような形です。

           過去 → 現在 → 未来
────────────────────────────────────────────────
           故人 → 生者
                故人 → 生者

このようなことを考えながら眩耀夜行と向き合ってきました。
しかし、ちょっと両端が寂しいですね。ここで、議事録っぽく難解なメモをご紹介します。

             未来 → 過去
             故人 → 生者


?????????????????

大人しく過去→未来で良いのに何をしてるんだ?
困りましたね。

未来が故人になる瞬間。そんなことが起こりえるでしょうか?

未来というのはある種の自分の理想の姿、自身の夢です。しかし、例えば、夢破れ、夢を追うことをあきらめてしまう。または新たに目指すべき夢が生まれた時、思い描いた未来は消え、故人となり、そして過去は夢を追った生き証人として生者になります。

よって、このような三角形を描くのではないでしょうか。

               現在
            ↑       ↓
           過去    ←   未来

 

さて、主張の補強の準備は整いました。本題の譜割り問題に入ります。主に、誰がどの立場になって誰に向かって歌うのか?という点について述べます。

まず、スリーズブーケの誰がどの視点に立つのか?という話です。こちらは穿ったことをせず、シンプルです。

一対一対応の関係


それでは具体的な譜割り予想をしていきましょう。

1A-1B

1A - 1B

まずは開幕は吟子さん、すなわち過去の自分スタートです。ここは103期でも花帆さんが歌いあげていたところですので違和感はないでしょう。
こじつけるとしたら、小さな影が過去の姿を暗黙的に示しているといったところでしょうか?
そして、続くのが花帆さん、現在の自分です。私的には、ここで言う「君」とは未来の自分に語り掛けていると考えております。むじゃきにはしゃぐ姿に憧憬を覚えているのかもしれません。
そして満を持して登場する梢さんこと未来の自分。未来のことを夢として言い換えましたが、銀河に散りばめることができるくらいにたくさんの夢。まさしく未来の自分にふさわしい姿でしょう。そして、それを現在の自分が『今夜叶えようよ』と歌っている。素晴らしいですね。

1C

1C

ここは103期を踏襲してユニゾンがメインになるかと思います。
ここでのミソは未来の自分に「怖く、ないよ、暗闇だって」と歌わせているところでしょう。未来への不安、それに立ち向かうための根拠が現在と過去にある。だから「君とならこんなに眩しい」のですよね。

2A-2B

2A-2B

正直入りは吟子さんがベストな気がしますが、1Aと役者が被ってしまうので梢さんな気がします。こじつけるなら、これから起こる未来の事象の「どんな感情もどんな場面も」受け入れて、現在の自分が「一つの星座にしよう」と申しているのではないでしょうか?
ここで、乞い憧れて、望遠鏡をのぞいているのは過去の自分というのもエモいポイントの一つになるかと思います。

2C

2C

こちらは1Cより小節数が少ないのでほぼユニゾンです。
2Cでのポイントは未来の自分が「困らせそうだ」と自虐しているところでしょう。夢のような時間は続かない。夢なら覚めないで欲しい。それを未来サイドの自分がぼやいていているのがとてもお出汁が効いてますね。

2D

2D

ここで、今回の切り札、「未来→過去」に登場していただきましょう。
おそらく大きな転換点が来たのでしょう。キラキラした夢の世界から背中を向けて去っていく。夢が故人になる瞬間です。逃げるように暗がりへと逃げていく。非常に苦しい瞬間です。しかし、息、鼓動、足音。これらは現在(いま)を生く者の特権であり、無我夢中に走り続ける。新たな夢に向かって。

「きれいな夜だね」

3C-1

3C-1

ここじゃないどこか、知っているのは未来を生きる自分だけです。サビの入りは梢さんが妥当なのではないでしょうか?
続いてユニゾンパート。
最後にこのパートを締めるのは、諦めた夢の生き証人、吟子さんです。

3C-2

3C-2

現在の自分は暗闇でも怖くないんです。
未来の姿の自分が、振り返れば過去の自分がいます。
だから、「ずっと……忘れないで」


まとめ

あることないことないこと、独自の切り口でつらつら致しました。たぶんほぼないです。しかし、3人編成になった今こそ、この「眩耀夜行」という曲がさらに力強く輝くときなのかもしれません。乙宗梢さんの言葉選びに、花帆さんの強さと儚さ、そこに加わった吟子さんのわびとさび。アオクハルカの時点でかなり緊張感が高まっておりますが、一体今後どのようになっていくのでしょうか。楽しみです。

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