見出し画像

推しがM-1決勝進出したら、住んでいる世界が変わった(日記)


ランジャタイがM-1グランプリ決勝進出!!

とうとうこの日が来た!現実になった!

と、ここ最近ずっと浮かれている

私はここまで大好きな推しがM-1決勝に行く経験は初めてだと思う
去年の錦鯉とウエランもめちゃくちゃ嬉しかったけど
旧大会の時に号泣が行ってたら、同じ感動を味わってたかもしれない


メジャーになるというのは恐ろしいもので

私の友人知人や職場の人でお笑いに興味のある人はほぼいないのだが、私は結構職場でランジャタイの話をしていた
するとそれを覚えていた方々からは翌日職場で「おめでとう!」と声をかけられた
お昼に職場の生協でケーキが安売りしてたから買って食べてたら、「お祝いですか?」と嬉しそうに話しかけてくれた方までいた

こんな経験したことない!

ちなみに私の上司は以前
「昨日たまたまテレビをつけたら、パルさんの話してたコンビがちょうど出てましたよ。…その、反町隆史が声小さい、っていうオチだけを2〜3分繰り返しただけで終わってしまって…」
と困惑しながらも私に話しかけてくれ、
「あ、彼らあれを、劇場だと10分以上繰り返すんですよ」
と笑顔で返したらさらに困惑していた笑

そんな彼らが、この名古屋の職場でも、日本全国でも、一夜にしてメジャーになっているのだ…!!すごい…!!

2年前の冬、初めてランジャタイを見に新宿バティオスへ行ったことを話したら、当時周りは誰一人その名を知らなかった
その状況から比べると、これはもう異世界転生レベルのとんでもない環境の変化である

「パルさんって先見の明がありますね!!」
なんてお褒めの言葉までいただいた
ランジャタイを応援していたおかげでなぜか無理やり私自身の評価まで少し上がったのである

やはり、こんな経験したことない!


ただ、私は他の敗退した芸人さんたちのことも大好きだ

ランジャタイのことを何よりも喜びたい気持ちとともに、敗退した他の推しへの複雑な気持ちも隠すことができない
とりあえず今は水をささないでシンプルに、褒めよ讃えよランジャタイを〜みたいな発信だけをすべきか悩んだ
しかし様々なファンの方が発信している内容を見て、皆様同じ心境なのだと安心した


個人的な意見だが、お笑いファンは『その人だけがとにかく好き!』タイプよりも『面白い人たちはみんな大好き!笑ってみんな幸せになろう!』という方々ばかりだと感じている
だから『○○は勝ち上がって嬉しいけど□□が落ちて悲しい…』という、なんとも不安定な精神状態と戦いながら賞レースを見守っているファンが多いのではないだろうか

私もその一人だ

あの独特なネタとブラックな空気で虜になった金属バット
愛すべき妬み嫉み僻み漫才に磨きがかかったウエストランド
電子書籍を読んで大いに共感し応援していたヤーレンズ
今年は仕上がり切っている!と確信してたカベポスター
そして最近超絶どハマりした男性ブランコも、みんな落ちてしまった
さらには、ウケた面白かったと反響の良かった号泣が2回戦で敗退してから、ずっと私はある意味で戦意喪失のような感情だった
(現代のお笑いファンに号泣がウケた!という感動から奈落の底に突き落とされた気分だったので、大きな傷を負って今だにずっと引きずっている)


ランジャタイのお二人には決勝で爪痕を残してこのまま伝説級のお笑い芸人になってほしい

それと同時に、もう私が、お笑いファンのみんなが複雑な思いをしないよう、面白い人には全員幸せになってほしい
みんなみんな、才能が認められて売れてそれで飯が食えるようになってくれ
この人は売れたのにあの人はまだ…みたいな複雑な思いを抱えるファンがもういなくなればいいと思う


決勝進出者発表の翌日、職場の若い方が
「ランジャタイすごいっすねー!!でも僕、パルさんの教えてくれた号泣とカベポスターも好きなんですよー、来年はそっちに決勝行ってほしいです」
と話してくれた

…こんな経験もしたことない!

ああ、職場の人からこんな言葉を聞けるなんて…泣きそうだ…
やはり私は先週木曜日から違う世界を生きているのかもしれない
すごくすごく勇気付けられた
私は私にできる限りの応援を今後も続けるから、本当みんな売れてくれ!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?