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50歳間近の私 趣味を探す旅 観劇の源流 キャラメルボックス

短大生の頃だったと思う。
通学電車の車内広告がズラリと全部

嵐になるまで待って
キャラメルボックス
アクトシアター

ってなってた。

不穏な表情の知らない女優さんがこちらを見ている

たまたま近所に住んでいたので
そして
たまたま予定がない休みだったので
当日券を買って、通路に座って観劇した、初体験。

なんだこれは?
なんだかすごいものを見てしまった。

お金の無い学生だったのだけど、
せっせと貯めて
年に2回くらいかな、
乾いたスポンジが水を吸うように
俺たちは志士じゃない
とか
広くてステキな宇宙じゃないか
とか
とにかく観まくった。

その後結婚して、
なかなか自由な時間も無く
しばらく遠ざかっていた観劇。

子どもが大きくなって、仕事も始めて。やっと生活に余裕ができた頃

キャラメルボックス解散!

いつでもそこにあって、
元気が欲しくなったら
観に行ける。
そう思っていたのに。

ずっと行けてなかったから
そんなこと言う筋合いもないのだけど、すごくショックだった。

なくしてはじめて
その存在の大きさに気づくって感じ。

なので、再開の知らせは本当に嬉しかった。

そして、そして、
嵐になるまで待って
を再演するとの情報が!

あの作品をもう一度楽しめるなんて夢のよう!

キャストの顔ぶれは違うけど、熱量は変わらず、疾走感と心揺さぶる演技と。

堪能しました。
ありがとう。

画像はついでに寄ったサンシャイン水族館のペンギンちゃん。
関係ないけどね。笑。


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