脱走植物

画像1 うちの前の土手を上がって少し歩いた所に、数年前からムスカリの花が咲くようになった。いわゆる脱走植物とか、逃げ出し植物なんて言われる現象。
画像2 日本には30数年前から園芸植物として出回った球根。原産地は地中海沿岸地方ながら耐寒性に優れていて丈夫。きっと誰かが花壇の土を捨てたかなんかして、中にいた球根が順応して咲いたんだろーなぁ、と。こういうの、自然環境がー、とか外来植物がーとか目くじら立てる人もいるけど、実はヨーロッパや北アメリカ、地中海地方原産の植物で、普通に日本に根付いているものっていっぱいあるんだよね。
画像3 このムスカリだって、あと50年、100年経ったら普通にどこでも見られる雑草扱いになっていても少しも不思議じゃないと思う。
画像4 こちらもすぐそばで発見したハナニラ『イフェイオン』明治時代に観賞用植物として日本に入ってきたもの。原産地はなんとアルゼンチン。
画像5 ……たぶん関東タンポポ? 日本には在来種、外来種を含めて20種類のタンポポが自生しているらしい。
画像6 お馴染みのカラスノエンドウ。小さなスィートピーみたいな花。どちらもマメ科の植物だからよく似ている。
画像7 地面の下に隠れてスミレの花。

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