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子どもが入院してわかったこと。

こどもが入院してわかったこと。
(昨年夏に自分が入院したことでわかったこともあったから、改めて〜も含めて)

ほんとはずっと、なかなか大きくならない我が子のこと、心配だったんだってこと。

考えたくなくて、見ないふりして逃げてたんだってこと。

うるさいしつこいと思っていた1号の拙いおしゃべりが、こんなに可愛いくてクスッと笑えるものなんだってこと。

2号はハーフっぽい顔をしていて、目がクリクリで、愛嬌があって可愛いんだってこと。

「常に周りに人がいる生活」が、こんなにストレスになるんだってこと。
(私のトイレ事情が事の重大さを物語っている)

自炊して、みんなで美味しいねって食卓囲んで食べるご飯に勝る外食や惣菜は、そんなにないんだってこと。

世の中には体調悪くて入院してる子どもたちがたくさんいるんだってこと。
(いつも1号とか保育園の元気な子どもたちしか見てないから)

その入院が半年とか長期にわたる子もいるってこと。

そうなったら、その子の親もその間病院に付き添わなきゃいけないこと。

子どもだって、「いたい、こわい、いやだ」って訴えること。

お医者さん、看護師さんの顔や、嫌なことをされたってことも、ちゃんと覚えてること。

「おかあさん」って、子どもにとって特別な存在なんだってこと。

我が子がどんな状態でも、親は子どものことが大好きだし可愛いし心配なんだってこと。

でも、親だってきついし辛いし悲しいし不安だしこわいし疲れるんだってこと。

家にいると「休む暇がない」とかグチグチ言ってるけど、私にはそれぐらいが丁度いいんだってこと。


産後の憂鬱だった入院生活を想像して、暗い気持ちから始まった今回の2号の検査入院だったけど、悪いことばっかりじゃなかった。

たくさん大事なことに気がつけた。
たくさん大事なことを学んだ。
たくさん勇気をもらった。
たくさんの優しさをもらった。
たくさん友だちができた。
(勝手に友だちだと思っている)

いろんなおかあさんたちを見て、
思うこともたくさんあって、
2号の身体にも特に異常はなくて、
あとは退院するだけで。
(その退院するだけがなかなか難しい)

育児じゃなくて、育自なんだよなぁ。

一人目妊娠した時に、「子どもがこどもを産むようなもん」と言われてたけど、本当にその通りで。

子どもができて、子どもを通して学ばせてもらうことが多く、今でも地道に大人の階段登っている最中で。

いつになったら、自分でも納得のいく、両親にも認めてもらえるような大人になれるのかなぁ。
大人ってなんなんだろう。
私の考える大人って?

まだぼんやりしてるけど、
「じーこちゃんと2人の子どもたちが恥ずかしく思わない人間」をまずは目指すかな。