1周年の挨拶とpalmuのこれから
はじめに
こんにちは、palmu運営です!
早いことでpalmuがリリースされて1年が立ちました!
今回の記事では、この1年palmu運営として何をやってきたか、次の1年に向けてどういった取り組みを行なっていくのかを書かせていただきます。
構成として以下の4部構成となっております。
ボリュームのある記事となっていますが、ついてきてくださるとありがたいです。
palmuのこれまでとこれから
palmuはもうすぐリリースして1年間が経とうとしています。
正確にはベータ版と銘打ってリリースさせていただき、この1年間運営させていただきました。
ユーザーさんの中には1年前と比べて、大きな変化が少ないといった声も多いと思います。
これまでのpalmu、Light社は次の1年で大きく伸びていくための準備をしてきました。
例えるなら、高いビルを建てるための土台作りに力を入れてたといった感じです。
では土台作りにおいて、どういったことをやってきたかというと。
まず、palmuを運営するための組織作りに力を入れて取り組んできました。ライブ配信サービスの運営をしていくには多くの人数が必要で、サービスの規模が大きくなるにつれ、組織も大きくしていかないといけません。
そこで、サービスの規模を拡大していく前に、まずはしっかりと運営できる状態を作っていくことを優先していました。
そういった中で、開発サイドでやっていたことは開発やデザインの基盤作りです。
今後、サービス規模を拡大していく際に、速度を上げてかつクオリティを高い水準で出せるよう新機能を多く作っていく前に整えていました。
これらに関連して、Android開発を優先して進めてきました。
未だ不具合が多いAndroidですが、iOSとの差分をなくすことに注力しています。
最後に最も重要視していたのが、今後のpalmuの成長を応援してくださるライバーさん・リスナーさんを集めることです
palmuを拡大する際に、palmu内にいいコミュニティ・文化があってそれがじわじわと広がっていく形にしたいと考えています。
そのために、まずは熱量が高く、あたたかいコミュニティを作っていくことを重視してきました。
アカデミーや事務所、イベントなどはこの部分にフォーカスしていました。
では、次の1年はどうするのかというとある程度できてきた土台の上に、建物を建て出すフェーズだと捉えています。
建物を建て出すとはどういうことかというと、規模を拡大させる、体験を充実させるという二つの方向性に力をいれるということです。
では、どういったことを重視して規模の拡大と体験の充実を目指していくかというと、以下の3テーマを特に重視して進めていきたいと考えています。
ファンコミニュティの楽しさ
多くのライバーさんが安心して配信できる環境
palmuらしさを作ること
これらを満たすために、直近で行われる「1周年の取り組み」と、「LIVEランク機能」、上記以外で今予定していて取り組んでいることを紹介していきたいと思います。
1周年イベントについて
今回の記事のちょっと前に公開させていただいたのですが、1周年イベントを開催します。
今回はかなり小規模にはなるのですが、みなさんと1周年をささやかに祝えればなと思っています(来年にはもっと大々的に祝えるようにします…!)
さて、今回の1周年のイベントですが、実験的な取り組みが2つあります
イベントのクラス分け
リスナーへのコイン還元
これらについて説明していきます
イベントのクラス分け
今回の1周年イベントでは以前の記事でご紹介したイベントのクラス分けを行います。
以前も書かせていただきましたが、クラス分けはより多くのライバーさんにスポットライトを当てるための取り組みです。
そこで、どういった基準でクラス分けするべきか、クラス分けして問題ないかを検証するべく今回のイベントにて試験的な導入をすることを決めました。クラス分けをすることで、普段入賞ラインに入らなかったりするようなライバーさんにもイベントの体験が行き渡ることができるかを検証したいと考えています。
リスナーさんへのコイン還元
今回のイベントでは以下のような形でリスナーさんにライバーさんの応援に使用した分のコインが還元される仕組みを導入します
今回の取り組みは将来Web3要素をどう盛り込んでいくかを検証するために行います。
Web3要素を検証するには多くの検証を回していくことが必須であり、そういった学習を得てより良い体験を提供できるようにできればと考えています。
実験的な取り組みなので、今後同じイベントが行われないこともあります。
また、企画としてうまくいかないことも多くあると思います。
そういった中でお願いしたいのが、うまくいかないこともより良いものを作るための学びとして機能するので、ある程度受け入れてもらいたいです。実験的な取り組みはこのようにある程度わかる形で告知していこうとは思うので、よろしくお願いします!
LIVEランク(仮)について
前述したファンコミュニティの楽しさというテーマに沿った機能の一つとして、この秋に「LIVEランク」という機能を導入予定です。
これは、ランクという目標を通じて、ライバーさんとそのファンコミュニティの成長をみんなで喜び合えるようにするための仕組みです。
このLIVEランクは、当初は毎日のギフトの結果に応じて、およそ1週間単位で変動/維持していくものを予定しています。
しかしながら、よりコミュニティの熱量を表すものとして適切になるよう、コメントや視聴人数など複数の指標での集計になるような構想を練っています。
ここで、もしかしたら「ランク」という響きが他のプラットフォームのようなものだとネガティブに感じられる方もいるかもしれませんが、この仕組みを導入するにあたって以下の2点を重視します
現状、palmu全体で目指せる目標はといえば、限られたトップライバーさんしか輝けない「月間ランキング」しかない状態です。
それに対して、このLIVEランクは「それぞれのライバーさんのコミュニティが、みんなと一体となって目指せる目標」となるものを想定しています。
また、運営としてすべての方にこのLIVEランクを意識して活動してほしいというわけではありません。
ゲームなどのランクの多くは、意識したい人だけが意識するものだと思います。それと同じようにそれぞれの配信/視聴スタイルで楽しんでいただきたいと思っています。
例えば、毎日コツコツランクを上げるための配信を意識する人も、週3日に集中して頑張ろうって人も両方の在り方を楽しんだりできるような設計になるよう考えています。
毎日キープや降格のプレッシャーに追い込まれて配信が楽しめなくなるといったことを避けたいと考えています。
これらの状況を作り上げるために、初めから完璧な状態でリリースを迎えるのではなく様子を見つつ、段階的な機能改善を行いながらリリースしていくことを想定しています。
また、今後このコミュニティランクはさまざまな機能と連動していく予定なのですが、まずはこの1年で予定している2つを紹介できればと思います。
① イベントのマッチング
1つ目は、現在「ファンバッジの数」によって行っているイベントのクラス分けを、「LIVEランク」に連動して行うことを予定しています。
これによって、より精度が高く納得感のあるクラス分けにしていければと思っています(LIVEランク実装から数ヶ月後のスタートを予定)
② 「時間ダイヤ」をランクによって進呈!
2つ目は、ランクと連動した「時間ダイヤ」というものをライバーさんにお配りすることを予定しています。
ここで、聴き慣れない「ダイヤ」という言葉が出てまいりました…!
一度「時間ダイヤ」について説明する前に、まず新機能の「ダイヤ」についてご説明させていただければと思います。
ダイヤ
これまで事務所ライバーさんやフリーライバーさんも報酬については「報酬ポイント」という形で計算してきました。
この冬に行うアップデートから「ダイヤ」という形に変更してお渡しするようにしたいと考えています。
まず、この施策を行う前提として、この冬に配信機能を誰でも使えるようにする取り組みを予定しています。
その際に、フリーのライバーさんの報酬のお支払いや計算をサービス内で完結するようにしていきたいです。
事務所の方には関係ないように思えるかもですが、報酬のレポートなどもアプリ側の共通のものとしてお見せするようにしたいと考えています。
一番最初のステップとしては、ダイヤリリース時には、アプリ内で毎日報酬を確認できるダイヤレポートを導入予定です。
その上で、しばらくしてから、ダイヤでコインをちょっとお得に交換できるような機能を導入する予定です。
時間ダイヤ
さて、ダイヤの説明がおわったところで、さきほどの「時間ダイヤ」についてお伝えさせてください。
一言でいうと、時間ダイヤとは、配信時間に応じてもらえるダイヤのことです!
そしてこの時間ダイヤは、例えば以下のようにLIVEランクとの連動を予定しております(数字はイメージです)。
あらかじめお伝えさせていただくと、時間ダイヤは決してすべてのライバーさんに対してお渡しできるわけではありません。
ただ、配信に対して力を入れ結果を出しているライバーさんには特に、配信による収入が安定することがそのまま「安心して配信を続けられる」環境の一助となると思っております。
今現在も時給でお支払いしているライバーさんもいらっしゃいますが、この報酬の仕組みを配信機能の開放に合わせて皆がわかる形でリリースすることでフリーライバーさん含め多くのライバーさんに同じ体験を提供することが重要であると考えています。
時間ダイヤの導入はLIVEランクのリリースからしばらく経った、冬ごろを予定しています。
まとめ
ここで改めて、記事冒頭で紹介した2年目のテーマのうち二つを再掲しました。
1つ目の「ファンコミュニティの楽しさ」にフォーカスした機能が、LIVEランクです。
この他にもファンであることが分かりやすくするファンバッジ機能などを予定しています。
他にも段階的な機能リリースやギフト、イベントを充実させることで、palmuでの配信/視聴がより楽しいと思えるような状態を作っていきます。
2つ目の、「安心して配信を続けられる環境」を実現するための施策の一つが、「時間ダイヤ」の導入です。
配信機能の解放後に「安心して配信を続けられる」環境を実現するには、いろいろな要素が必要だと考えていますがその一つとして、収入の面での安心をつくることがあります。
その他にもライバーさんが増えても活動のしやすい環境を整えるための機能を充実させていく予定です。
一気に情報を発信しましたが、ランクやダイヤの仕組みはとても難しい印象に受け取られると思っております。
そのため、実装のたびにさらに丁寧で詳細な説明を事前に行なっていこうと思います。
この記事では「ファンコミュニティの楽しさ」と「安心して配信を続けられる環境」を目指しているのだなってこと。
ランク実装当初は実験的な導入で、それぞれの配信スタイルに馴染むように改善していくということをお伝えできればと思っています。
それ以外の取り組み
ここまで「1周年イベント」、「LIVEランク」、「時間ダイヤ」についてお伝えさせていただきました。
これらは直近で予定している動きではありますが、2年目はその他にも予定しており、すでにその準備に動いているものがたくさんあります。
もちろんそれ以外にも2年目にはたくさんの改善や新しいチャレンジを予定しています。その中から大きなものを紹介します。
ファンバッジ機能
先ほども取り上げましたが、ファンコミュニティの楽しさを作っていくために、直近でファンバッジ機能の導入を予定しています。
これは、リスナーさんに取ってはファンとしての証を手に入れやすくするため、ライバーさんに取ってはファンコミュニティをもっと作りやすくすることを目的として導入します。
結果、ライバーさんにとっても、リスナーさんにとってもファンを増やすための色んなアクションがしやすくなることを目指しています。
こちらは9月もしくは10月と直近のアップデートでの導入を予定しています。
イベントのリアルタイム表示
ファンコミュニティの楽しさという観点で欠かせない体験の一つがイベントであると考えています。
イベントについては、今までもイベントの成績が配信内で見れないことに対してのご意見が多く寄せられてきました。
こちらはファンコミュニティで盛り上がれるよう、配信枠内から直接イベント成績を確認できる機能を冬ごろに追加を予定しています。
配信機能の開放
これからのpalmuはユーザーをより拡大していくフェーズです。
そのためこれまでお話ししてきた通り、この冬にはダイヤの仕組みなどと共に一般のライバーさんに配信機能を開放することを計画しています。
その際に大切なのがフリーライバーさん含めて誰でも楽しめる状態を作ることであると考えています
ライバーさんが増えるということはトラブルや必要となる機能が増えてくるので、そういったものを充実させる予定です。
例えば以下のような取り組みを行なっていきます
検索機能などライバーさんを見つけやすくなる機能
配信・視聴ルールの周知の徹底と治安維持対応状況の共有
初心者ライバー・リスナーさんに向けた施策の強化
これらは来年の春頃から夏頃にかけて強化していく予定です。
palmuらしさを作っていく
palmuをサービス拡大していくにあたって、他のライブ配信とは違うpalmuらしさを作っていかないといけないと考えています。
そのために必要なことは機能的な差別化もありますが、世の中にpalmuはどういったサービスなのかを伝えていく必要があります。
僕たちが大切にしたいことはWeb3を将来的にやっていくというのもありますが、まずはユーザーさんの、コミュニティのためのライブ配信プラットフォームを作るということです。
これらをより伝えられるようなブランドの刷新を計画しています。
具体的にはロゴマークの変更に加え、よりサービスに愛着を持ってもらえるよう公式キャラクターの制作も進めています。
これらを発表する際には、そこに込めた想いなどをお伝えできればと思います。
最後に
palmuも1周年ということで、とてつもなく長い記事になってしまいました。
最後に、運営からの挨拶をもって、この記事を終わりにしたいと思いま。
===
改めまして、この1年は大変お世話になりました。
昨年、リリースしてから運営として至らないところを数多くお見せしてきました。
そういった状態にも関わらず、サービスが継続できたのは多くのライバーさん・リスナーさんが支えてくれたからです。
次の1年は、まさに今いる皆さまを中心に大きく発展を目指していくフェーズであると考えています。
皆さまの支えがあってのpalmuであることを忘れず、改善を重ねていきます。
ぜひ、2年目もpalmuを楽しみながら応援していただければ幸いです。
これからもよろしくお願いします。
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