馬と鹿
馬と鹿をならべると
ばかという言葉になります
これは悪口なのですが
ある時には謙遜になり
ある時には愛の言葉にもなります
あなたは馬鹿だ
やぁ馬鹿なことしちゃいましたねへへへ
うちの馬鹿息子がすみません
でもわたしは
あまりこの言葉が
得意ではないきがします
馬と鹿にのせて
悪口を丸めているような気もします
ばか【馬鹿/×莫×迦】 の解説
[名・形動]《(梵)mohaの音写。無知の意。「馬鹿」は当て字》
1 知能が劣り愚かなこと。また、その人や、そのさま。人をののしっていうときにも用いる。あほう。「―なやつ」⇔利口。
2 社会的な常識にひどく欠けていること。また、その人。「役者―」「親―」
3 つまらないこと。無益なこと。また、そのさま。「―を言う」「―なまねはよせ」
4 度が過ぎること。程度が並はずれていること。また、そのさま。「―に風が強い」「―騒ぎ」「―正直」
5 用をなさないこと。機能が失われること。また、そのさま。「蛇口が―で水が漏れる」
そんなとき そんなとき
とある美大生が書いた詩
馬鹿のことが綴られていて
それはとてもとても可愛い詩で
馬と鹿を可愛がってやればいいんだなと
そんなふうに思えた詩で
まったく馬鹿げているのかもしれませんが
ぐちゃぐちゃにしていた糸が
またひとつ解けてしまいました
言葉というものは
ほんとに馬鹿な発明
馬と鹿のとなりで
わたしもギターをひけたなら
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