馬と鹿
馬と鹿をならべると
ばかという言葉になります
これは悪口なのですが
ある時には謙遜になり
ある時には愛の言葉にもなります
あなたは馬鹿だ
やぁ馬鹿なことしちゃいましたねへへへ
うちの馬鹿息子がすみません
でもわたしは
あまりこの言葉が
得意ではないきがします
馬と鹿にのせて
悪口を丸めているような気もします
そんなとき そんなとき
とある美大生が書いた詩
馬鹿のことが綴られていて
それはとてもとても可愛い詩で
馬と鹿を可愛がってやればいいんだなと
そんなふうに思えた詩で
まったく馬鹿げているのかもしれませんが
ぐちゃぐちゃにしていた糸が
またひとつ解けてしまいました
言葉というものは
ほんとに馬鹿な発明
馬と鹿のとなりで
わたしもギターをひけたなら
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