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剣豪、フリーランス武士「宮本武蔵」が後世に伝えたかった生きざま  番外編

剣道

剣聖ゆかりの地

本日(2021.3月8日)

武蔵が「五輪書」をしたためたとされる

霊巌洞へ久しぶりに足を運んだ。

ここを訪れるのは数年ぶりだろうか。

この場所を私は

剣聖ゆかりの地と呼んでいる。

剣の聖人、宮本武蔵が武道家としての

生涯の集大成である

五輪書を書いた場所だ。

我が家のある福岡県筑後市からは

約1時間30分で行くことができます。

霊巌洞は熊本県熊本市西区に位置し

金峰山麓の雲巌禅寺の奥に

その洞窟はあります。

こちらが、雲巌禅寺です。

撮影20210308_130059 (1)

雲巌禅寺の奥にあるゲートで

入場料300円を払うと

霊巌洞へつづく歩道に入ることができます。

歩道に入るとすぐ左わきに建物があり

武蔵の肖像画や、武蔵が書いたとされる

水墨画、刀の鍔、五輪書のレプリカなど

見ることができます。

撮影20210308_125723 (1)


撮影20210308_125731 (1)

てすりのある歩道

(凹凸、斜面、高低差がけっこう激しい)をすすむと

歩道わきに五百羅漢(たくさんのお地蔵さん)が

あらわれる。

現代の若者なら、はじめて訪れた方はちと

寂しく、薄気味悪く思えるかもしれない。

私も最初はそうでした。

撮影20210308_124935 (1)

五百羅漢を通りすぎ、歩道をさらに進むと

ひときわ高い急な石の階段がある。

(手すり付きだから大丈夫)

その階段を山を登るように上がり

下りたところに霊巌洞はあります。

撮影20210308_124312 (1)

急な石段を下りたところ。

撮影20210308_124334 (1)

そして、こちらが霊巌洞(洞窟)の入り口です。けっこう大きな洞窟です。  

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撮影20210308_124511 (1)

霊巌洞の前にもうけられた石段をのぼり

洞窟の中に入ると祭壇が置かれ

中はこのようになっています。

「長らくご無沙汰しておりました」と

武蔵の御霊へ頭を下げで

霊巌洞を後にしました。

武蔵は60歳にして

この山奥の洞窟にこもり、五輪書をかきました。

そしてその2年後にはこの世を去りました。

五輪書、その内容は剣術、兵法の指南書にとどまらず

人生の処世術とさえ思えてくるのは

私だけでしょうか?

実践的で

なおかつスケールの大きな内容

「よくぞ書き残して下さった」と

感謝の想いを胸に

今回の剣聖ゆかりの地訪問を終えたのでした。

#フリーランス #剣聖 #五輪書 #金峰山 #雲巌禅寺 #霊巌洞