スイングポイを楽しむ2

 はい、どうも。かめです。

 今回はですね、スイングポイを楽しむためのノート第2弾ということで、前回の続きになる、ポイを振って作る円を動かす話をします。動かすって言うと、body traceの話かなって思うかもしれませんが、今回の話はそれよりもっと単純な話で、キレイな円を作れる範囲を広げるって話ですね。手を伸ばして、ポイを回すって言えばわかりやすいですかね。前回もしたような前回しと後回しの話が続きます。

 前回の話で使わなかった話を、ここでコピペします。色々考えれられているとは思いますが、スイングポイの技はポイと体の位置によって成り立っています。コマで見るとポイと体の位置っていうのがまぁ適切だと思うのですが、基本的にポイって動いているので、感覚としてはその2つを合わせた軌道って言う表現でもいいのかと思います。しかしポイのあれこれを考えるときに、コマで考えたほうが言語化しやすいので、いつも体とポイの位置っていう表現をしています。具体例を挙げると、ウインドミルとショルダーミルは、どちらも体の前で1回転、体の後ろで1回転の2回転1周期のウィーブですが、ウインドミルは頭の上で、ショルダーミルは肩の上(首のすぐ横)で行う技です。両者の技が何が違うのかって言うと、その技を行うときの手の位置です。その手の位置がちゃんと定まっていないと、どっちの技をやっているのかよくわからなくなりますし、それぞれの技が映えてきません。また、先程の話は技と技との関係の話だったのですが、ひとつの技である3 beat weaveの中でも色々ありまして、この技も手の位置をちゃんと決めていないと映えてこない技で、両手の位置を合わせてウィーブするタイプの3 beat weaveがある一方で、片方の腕の位置を固定して、もう片方の腕を位置を固定させた方の腕に合わせる、body traceを含んだ3 beat weaveもあります。手の位置がちゃんと決まっていないとtraceしているのか手の位置がぶれているのかわかりませんので、キレイにポイを見せるという話の中では、手の位置を決めて、そこでポイを回せるようになる必要があります。

 weaveっていう技も考えてみるとすごく面白いので、また、機会があったら考えてみましょう。

 ポイと手の位置をしっかりと決めて、その位置でポイを回さなきゃいけないんだなっていうのはなんとなくわかってもらえたと思うので、次の話に行きます。

 手の位置をしっかりと決めましたということで、それじゃあ何をする必要があるのかって言うと、決めた手の位置でポイを回せるようになるって事が必要になってきます。ポイを回す上でどこに手の位置を決めるかっていうのは、僕は技によってしっかり決まっていることだって思っていて、まぁ、そこに手の位置を置いてポイを回せるようになるのが大事なんじゃないかなぁなんて思っています。これから、どの位置にポイをおいてポイを回すのが理想的なのかっていうテンプレートを出します。

 まず、big circle系の技の場合です。lock out flowerとか、anti-spin flowerとかですね。 図の中では黄色が四肢と頭、紫が胴体、赤の曲線がポイの軌道、青がポイ、赤い丸がポイを振る手の位置です。発色が上手くいってなかったらごめんなさい。頑張って判断してください。

 big circleのときにどこに手を置くかっていうのは結構単純で、腕を開いたときに腕の先に手を置いてちゃんと回せれば、キレイに回しているように見えると思います。注意するべきポイントはbig circleで描く図形っていうのは、side面であれば肩を中心とした円になるのですが、wall面であれば両肩を焦点とした楕円になります。なので、wall面でbig circleをやるときは上下に腕を伸ばすときに、真上真下に腕を伸ばすのではなく、少し体の内側に入れ込んで上げる必要があります。

 一番最初は、キレイにポイを振れる範囲を拡張する練習をするのがいいと思います。腕を伸ばすほど、コレは難しくなるのですが、慣れでそのうちどうにかなります、多分。真面目に練習をしましょう。ちなみにこの練習はすごく面白くないです。片手ずつキレイに振れる範囲を拡張していって、最終的に両手で、どれだけ腕を伸ばしても、キレイにポイを振ることができるっていうところまでいきましょう。

 コレ以上話すと、big circleの話になると思ったのでたくさんはしませんが、腕を180度広げた状態で両手でポイを回せるようになると、そのうちすごく得をします。損得の考え方についてはあくまで僕の主観なのでなんとも言えませんが。ちなみに、腕を180度広げた状態で、same directionでポイを回した場合、どちらか一方がforwardで、どちらか一方はbackwardになります。なんでなのかはご自分で考えてみてください。

 次にbody traceの場合の話をします。body traceっていうのは「ポイを振る手を体の縁に沿わせるスイング」ってくらいに定義されると思うのですが、スイングポイを何年もやっていれば、色々とスイングポイがある中で、どれがbody traceでどれがそれに該当しないのかっていうことを考える日がきっとくると思います。ごめんなさい、やっぱり多分きません、が、私はbody traceっていうのは上記した図に於いて隣り合った点と点を結ぶように手の位置を動かすスイングのことをbody traceっていうんだってくらいに思っています。ここに記載している点っていうのは、①腕の先(腕の伸ばし方については(上下+腕のある方向)×両腕分で計6点)、②首元、③脇下、④腰まわり、⑤頭の頂点で、腰まわりと腕を下に伸ばした先については、ほぼ同位置に手が来るため同位置とみなして、計11点になります。body traceは概ねこの11点について、隣り合った点を体を沿わせて一直線で移動する動きです。点と点とを移動するという話において、動き出す点と行き着く点が定まっていないと、body traceが結局ポイ振る手を体に添わせる動きであるのにもかかわらず、手を体に添わせる距離が短くなってしまうため、body traceとしてあまり映えないっていう話になってしまうのですね。なので、body traceに凝る際には、この10点でポイを回せるようになったほうがいいと思います。もっと詳しい話は、body traceについて話すときにします。詳しい話…体の正面でポイを回すときに、そのスイングはbody traceと表現してもよいのかという話とか、in-spinとanti-spinでbody traceができる範囲は異なるのかとかですね。

 以上、ポイをスイングする際に気をつけなければならない手の位置について記載をしました。記載した位置で、キレイにポイを振れるようになれば、実力アップに繋がったり、「〇〇の位置で面がブレる癖、あるよね。」っていうことを指摘できるようになると思います。キレイにポイを振る話は、第1弾(https://goo.gl/DuV2FG)で確認してください。

 さて、ここまで読んでいただいた方に朗報です。全部頑張ってできるようになった方には、もっと驚くべきことかもしれません、第1段と第2段を終えて記載している内容を全部習得しても、まだあなたは前回しと後回ししかできていません。次ノートを書くようであれば、少しtechの話かflowの話をしたいと思います。どうしようかな。

 宣伝です!Youtubeにこの話を動画にしたのをアップしています。前回のノートのお陰で、再生数が5回くらい上がって、今30とか20とかです。この記事を読んだ方、もしよければ見てください!

Poi Tutrials 4-1 Basics Of Swing Poi(https://goo.gl/fUmB3Z

Poi Tutrials 4-2 Basics of Swing Poi(https://goo.gl/rRWMHf