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犬連れアメリカ国内旅行〜ペットとAmtrakの旅〜

今回はPalと一緒にAmtrakという全米を走る旅客鉄道を利用してお出かけした時のお話です。このAmtrakでは、ほとんどの路線でペットとキャリーの合計が20lbs(約9kg)以内の犬と猫が、乗り換え時間を含め最長7時間の範囲内で一緒に旅行することができます。一部路線では乗れないそうなので、1番下のPet Policyのリンクでご確認ください。

こちらが路線図です。

アメリカは広いので、飛行機で行く方がもちろん早いのですが、空港から市街地までの移動時間・費用や空港での待ち時間を考えるとAmtrakの方が便利な場合もあります。
街ごとに変わる景色を楽しめるのも列車旅の醍醐味ですよね!

乗車可能なペット(条件)

重さ: キャリーケースとの合計で最大重量は20ポンド
キャリーケースの種類: ハードタイプでもソフトタイプでも可。水漏れの心配がなく、風通しの良いもの。
キャリーケースのサイズ: 長さ19インチ×幅14インチ×高さ10.5インチまで。ペットがキャリアの側面に触れることなく、座ったり、横になったり、完全に中に入っていられることが必要。

チケット購入方法

Amtrakは残席数によって値段が変動するので、旅行の計画が確定次第早めにチケットを購入することをお勧めします。ちなみにペットの乗車代は変動せず、片道$26もしくは800 Amtrak Guest Rewards pointsです。無料で会員になることが可能です。

また、1両につき5匹までのペットまで、とされています。すぐにペットの予約枠が埋まることはないとは思いますが、予約画面から進めていくとペットの残り枠も表示されるので予約前に確認できます。そして、乗客1人につき1匹までだそうです。(画像はニューヨークからボストンをAppで予約する場合の例です。)

ペットが同乗できる車両は、Coach Class、もしくはAcelaというBoston~New York~Philadelphia~Washington DCを結ぶ高速列車のBusiness Classのみとなります。

(当日の列車を検索したのでお値段も割高です。時間帯、時期にもよりますが、早めに予約するとニューヨークからボストンは片道普通列車で$29、Acelaでも$59でいけますよ!ペット乗車賃は一律ですが...)

オンラインでの予約の場合、乗りたい列車を選択し予約画面を進めていくと、同伴ペットの入力画面にたどり着くので、そこでペットの乗車券も追加してください。

当日の乗車方法

ガイドライン上では、有人駅では出発時刻の30分前までにチケットオフィスにチェックインし、ペットリリースの書類を完成するように書かれています。無人駅では、車掌がチケットの確認で車内を回ってくるのですが、そこで書類を渡してくれると記されています。

こちらがその書類です。

私はいつも予め準備して持っていくようにしています。
ちなみに、ニューヨークのペンステーションは大拡張され、2021年に新しくモイニハントレインホール(Moynihan Train Hall)がオープンしました!参考までに、この駅のチケットオフィスを載せておきます。赤丸⭕️で囲った、Amtrak Ticketing and Baggage Check-in へペットと一緒に行ってくださいね。

https://moynihantrainhall.nyc/wp-content/uploads/2021/02/mth-station-map.pdf

その日、窓口にいるスタッフによっては、車内の駅員に渡してと言われるかも知れません…笑 きちんと手続きしてくれる方であれば、書類の右下PNRの欄に何かの番号を記入してくれるはずです。

Amtrak車内にて

車掌さんが回ってきたら、チケットのQRコードを見せてください。おそらく、それにペットの乗車予約も反映されているので、それだけで完結すると思いますが、書類を見せるよう要求されることもありますので準備しておきましょう!

あとはのんびり、電車の旅をお楽しみください🚞

Amtrak Pet Policy

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