なろう系オススメ漫画☆

人狼の転生、魔王の副官 漫画やライトノベルで様々な作品がある「なろう系」の作品ですが、
  
 「たくさんありすぎてどれを読めばいいのかわからない」

 「手堅い作品を読みたいな」

 と、こんな方はいませんか? なろう系のジャンルは穏やかなものから激しいものまで、作風が極端なものが多いのが一つの特徴となっています。
そんな方の為に、100冊以上のなろう系作品を読んできた僕が、
なろう系初心者にも優しい激しい描写が控え目なこの作品がおすすめします。

人狼への転生、魔王の副官~はじまりの章~


地球で、事故死した彼は記憶を持ったまま異世界へ転生する。
ただし彼の転生先は人にあらず・・・魔族と呼ばれる一族でもオオカミ男のような異形の姿に変身する一族「人狼」だった。

 人間の迫害によって滅びつつある人狼の一族・・・家族を救うため、人狼の転生者であるヴァイトは、魔王率いる魔王軍へ所属。
 人間の心、現代日本での知識をもとに「魔王の副官」として人間の街である「商業都市リューンハイト」へと潜入する。
 領主の館へと侵入したヴァイトは街の代表である女太守アイリアと対峙するのであった・・・


 人狼の都市への潜入という事で、人間の敵サイドに回る「ダークヒーローもの」みたいに思うでしょうが、違いますよー。
 大丈夫です。バトルもありますが、このお話は人狼としてのヴァイトと、人としてのヴァイトのギャップで楽しむ作品です!(個人の感想です)


 人間再度からすれば「人狼ヴァイト」人を食い殺しそうな外見で、強力な力をもつ恐ろしい存在。しかし「転生者ヴァイト」としては、野心なくただただ仲良くのんびり暮らしたーいとささやかな幸せを願う典型的な日本人です。

 争いごとは極力したくない彼は、人間とも仲良くしたいと考え、領主アイリアに交渉を持ち掛けます。

 強い力を持ちながらも、説得や交渉で、できうる限りの殺生や殺人を避け、双方に利益のあるように必死で行動するヴァイトに、人も魔族も次第にひかれてゆきます。

 ヴァイトに感化されて、同じ人狼であるファーンお姉ちゃん、彼の師である死霊術師でロリ娘ゴモロヴィア、占い師ミーティなど敵味方問わず、たくさんの人がヴァイトに手を貸して、少しづつ、人間と魔族が仲良くなっていく描写は癖になりますよ。

 またね! 漫画を担当している瑚澄先生のイラストが素敵なんですよ!
 異形の外見ながらも妙に愛嬌のある人狼のキャラや、ヒロインの可愛いアイリア! 線が少なく、水彩画の様な独特のタッチで描かれた描写は作品とマッチしてとてもグッドです。アイリア可愛いし!!

 そんな訳で、

 ・残酷な描写すくなめ
 ・バトルもあるけど駆け引きや交渉が見どころ!
 ・澄んだイラスト!(アイリア可愛い!)
 
 などの理由で、なろう系初心者、女性にも読みやすくて読んでもオススメです!

 原作小説ももちろん出てます! 物語の先を待ちきれない方はそちらも、
 そうでない方は、一冊ずつ澄んだイラストで人狼の物語を楽しんでくださいね~。
 現在単行本は6巻まで発売しています。気になる方はぜひぜひ!

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