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【あなたが犯罪者に!?】FKKで起こった盗難とその危険性について。

(※この記事は実際にFKKで盗難にあった方の証言を元に書いています。
被害当時からお話を伺うまでの時間経過とともに、当時の被害状況が詳細ではない部分も含まれるため、これが偶発的だったのか、常習的に起こっているのか、現在ではすでに対策されているのかなどは現況では判断できません。
よって特定のクラブ名などは伏せさせていただきますのでご了承ください。)


あけましておめでとうございます。
ご無沙汰しております、ぱこ丸です。

そろそろコロナ禍も落ち着き、海外へ渡航、特に私も含めた夜遊びツアラーさん達は股間を熱くしてこの時を待ちに待っていたのではないでしょうか?

今回はそんな浮かれたエロ紳士さん達にひとつだけ注意喚起をと思い記事を書くことにしました。

今から遡ること3年前の2019年、私はFKK旅行を控えネットで情報収集をしていると、ある噂が目が止まりました。

「某有名FKKクラブで旅行者を狙った盗難が発生した」

あくまでネットの情報なので真偽は不明だったものの、実際に現地に行った人でしかわからないような状況がかなり詳細に書いてあり、信憑性が高いと感じたので私達も一応それなりの対策をして行きました。

一緒に行く二人の仲間も無理やり仕事を休ませてまで誘ったので盗難被害でFKKツアーを台無しにするわけにはいきません。

「火のないところに煙は立たない」

ほとんどのFKKでは更衣室のロッカーの他に貴重品を入れるロッカーがもう一つあります。
この某FKKクラブの場合は貴重品入れのロッカーも更衣室のロッカーも受付で渡されるとてもアナログな鍵ひとつで管理することになります。
そこに財布を入れ、プレイ後に約束した金額を貴重品入れの前で女の子たちに支払う形になっています。
用心のため、私は貴重品を携帯できるケースを3つ用意し、他の二人にはそこに貴重品を入れて持ち歩くようにしてもらいました。

そして私がそのクラブに行った際、何人かの女の子にこの盗難の話を聞きましたが全員が口を揃えて「知らない」と答えました。
もちろん本当に知らないだけかもしれませんし、知っていてもクラブの評判が落ちて客が来なくなると彼女たちの収入にも関わる話なのでそう答えたのかもしれません。

しかし海外のフォーラムでも話題が出ることがあり、「移民風の男たちが他人のロッカーを囲み、漁っているのを見た」「受付で盗難被害を報告をしているアジア人の被害者を見た」という報告もありました。
しかし、やはりこの時点でもあくまでこれはネットでの噂話レベルであり、もちろんこれだけで確証を得るにはいたりませんでしたが、それからも私はずっとこの話題が気になっていました。

そしてついに先日Twitterにて盗難被害をツイートしている方を発見。

最近になってTwitter上で盗難の被害報告をしていた方(Aさん)がいるのを知り、コンタクトを取りました。
Aさんは現金のみを入れていた財布を盗られたそうです。

そして詳しくお話を伺っていると、いくつかの疑問点があることがわかりました。

被害状況の疑問点


・被害者は短期の旅行者(アジア人)
・盗難は昼下がりのまだ客も嬢もそこまで多くない時間に発生
・盗難に気づく前にとある嬢からロッカーが見えない位置に誘導され、部屋に誘う気もない不自然な営業を受けた
・被害を受付に報告し、防犯カメラのチェック依頼をしたが結局犯人は見つからなかった

これらの状況は私が噂で聞いていた情報とだいたい合致していました。
盗難は確実にあったようです。

さて、これを読んでくださっている方はこれらを見てどう思いましたでしょうか?
これらにはいくつか疑問点があります。

疑問点その1:なぜ防犯カメラをチェックしないのか
やはりまず腑に落ちないのがクラブのスタッフが防犯カメラのチェックをしていないと思われること。
これはクラブ内で起こった犯罪であり、本来お客の財布や持ち物をセキュリティにより犯罪者から保護しなければいけない側のクラブが一切対応しないことはクラブの信用に関わる問題であるのに普通ならこんなことはありえません。

この某FKKクラブには更衣室にすら防犯カメラが複数箇所に配置されており、カメラが稼働しているならセキュリティは万全なはずです。
そしてこれらの映像と時間を照らして見れば犯人はすぐ見つかるはずです。
ではなぜ犯人が見つからなかったのか。
被害者の方は受付のスタッフからとにかく待ってろと言われただけで、そのまま何時間も待たされ、あげく受付のスタッフはいつの間にか夕方から交代しており、そのスタッフに再度確認したところ「盗難のことは聞いていない」と言われたそうです。


疑問点その2:鍵のかかっていたロッカーをどうやって開けたのか。
鍵は常に本人が所持しており、ロックも確実にされていたそうです。
つまり盗むには合鍵を使って開ける、もしくはピッキングなどを行うしかありません。
ただ状況的にあの場所でピッキングをすれば時間もかかり、不自然で目立つので、やはり犯人は鍵の型を取り複製でも作っていたのでしょうか?


疑問点その3:なぜピンポイントで旅行者が被害にあったのか。
犯人はどうして旅行者の使用しているロッカーの場所がピンポイントでわかるのでしょうか?
FKKの主なお客さんは地元の方々です。
旅行者、特にアジア人は観光地にあるクラブにおいても全体の客数から見れば割合は少数です。
これは偶然でしょうか?
受付ではナンバーの付いた鍵を渡され、そのナンバーの付いたロッカーを使用します。
そしてこれはただの憶測ですが嬢からロッカーの見えない位置に誘導され部屋に誘う気もない不自然な営業があった点にも注目するべきかもしれません。

では被害を警察に通報すればどうなるのか?


ここで被害者自らが警察に通報すれば良かったのでは?という考えもあると思います。
結論から言うと個人的にそれはあまり得策とは思えません。
海外で警察を呼んだことがある方ならわかると思いますが、旅行者が現地で警察を呼び、ことを説明し対応してもらうとなるとそのややこしさは尋常ではありません。

まず第一に言葉の壁もあります。
そしてこれは海外のフォーラムにあったコメントですが
「仮に通報して警察が来たところで、防犯映像を見せろと言ってもクラブ側に「この時だけ撮れて無かった」と言われればそれでおしまい」
ということです。
これは最もありえそうな状況だと思います。
さらに被害届を出すにも調書など取るために署に行くことにもなり、せっかくの旅行の時間は犠牲になりますし、どっちみちお金が戻ってくることもないのでこれらは無駄な労力になります。
はっきり言って被害者側に通報するメリットはひとつもありません。
当然、犯人はそれをわかっているからこそ旅行者ばかりを狙っているのだと思われます。

盗られた時点で終了。あとは泣き寝入りするしかありません。

アジア人旅行者は比較的まとまったお金を所持している、時間も限定された旅行者である、言葉の問題から警察に通報される可能性も少ない、という理由から狙われてたのではないかと推測します。


最悪の場合。。。


ここからは最も最悪なケースの可能性もご紹介します。
もしあなたが盗難に遭った場合、盗まれたと気づくのは大抵の場合は嬢と遊んだ後に支払いをしようとした時になるでしょう。
被害に遭った方は現金はすべて盗まれましたが、カード類は別に分けてあったので、そのカードでクラブ内にあるATMでキャッシングを行い、嬢への支払いを済ませることができました。
ですがもしこのカードすらも盗まれてしまっていたら・・・
最悪の場合、支払いもできないことでクラブスタッフに警察を呼ばれ、盗難の被害者であるにも関わらず犯罪者として警察に逮捕されていたかもしれません。
日本のマスコミもこういうネタは大好きなので「ドイツのFKKで日本人が逮捕される」なんてニュースが実名で報道されたらなんて考えただけでゾッとしますね。
会社務めしていたり家族を持つ方なんかは社会的抹殺は必至でしょう。

日本の感覚でいてはダメ、絶対。


海外ではホテルの貴重品ボックスに入れた物ですら盗まれることがあります。
しかも犯人はホテルの従業員だったなんてことは普通にあります。
FKKでの支払いは現金でやり取りしますので、客、特に羽振りの良い旅行者はまとまった現金を持って来ていることはバレバレです。

店が用意している鍵の付いたロッカーなら日本の治安の良さに慣れた日本人ならほとんどの方が信用して利用してしまうと思います。
しかし犯人側からしたらこんな楽な仕事は無いでしょう。
よくよく考えてみれば起こるべくして起こった犯罪なのかもしれません。

被害者の方はかなりの高額を被害にあったそうです。
この某FKKクラブの場合は更衣室のロッカーも貴重品入れのロッカーも鍵が共通しているため、どちらのロッカーを使用しても正直対策のしようがありません。


それでも盗難対策としてできること。



それでも盗難に対して考えられる対策としては
・貴重品は常に持ち歩く(私たちはこれでした)
・大金や貴重品は持っていかず、その都度必要な額を入り口にあるATMで引き出す(手数料高め)


くらいでしょうか・・・・・。
他に名案ありましたら是非教えて下さい。

どちらにしても実際に盗難があったことを確認できた以上、これからFKKに行かれる方は貴重品の管理には十分に気をつけてください。
ずっと再開を楽しみにしていたFKKなので浮かれてしまう気持ちもわかりますが、財布だけでなく、スマホ、クレジットカード、特にパスポートを盗まれてしまえば旅行自体が台無しになってしまいますよ。

FKKはドイツでは合法ですが、だからと言って安全ということではありません!

欧州へ行く日本人は誰もが街中でのスリ強盗には警戒しているでしょう。
その警戒はFKKのクラブ内でも絶対に怠らないでください。
貴重品を身から離す以上さらなる警戒が必要だと考えましょう。
とにかくそこは勝手の違う海外
自分だけは大丈夫と過信せず、細心の注意を払ってください。

現在ではこの某FKKクラブでの盗難例しか把握していませんが、もちろん他のクラブでも同様のことは起こっているのかもしれません。

最後に今回この記事を書くに至って被害状況を詳しく聞かせてくださった方には改めてこの場を借りて感謝いたします。

この記事が皆様のFKK体験がより良いものになる一助になりますように。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


(※この記事を書くにあたって、被害者の方には正確な日時、状況、複数のスタッフへの被害報告、当時別行動をしていた同行者とのLINEメッセージのやりとりの記録などの証拠がしっかりとあることを確認させていただきました。)

次回の記事では「FKKで優良嬢を見極めるための極意!」をお届けします。


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