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2日目&3日目 ブックフェア@名古屋

2日目である。

朝、お店に行ったら、フェア台が昨日とは違うレイアウトになっていた。

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1日目は長机状態だったけど、今日は入ってすぐが竹田の担当書の台、奥側の台「編集したかった本」、そのさらに奥側に大きめの机を置いて竹田の作業机兼個人資料の置き場となった。

それぞれにポスターも配してくれて、全部店主の古賀さんによるものだから、なんとお礼を言ったらいいのか、という気持ちです。

昨日からは2階で絵本「うそ」の原画展も始まった。
原画は絵本に比べて塗りが人の手によるものであることが強く出てたり、色味もやや淡い感じでとてもいい感じである。絵本のページ順に谷川俊太郎の文(嘘をつく子ども、のお話ですごくいい)が貼られているのでなんとも贅沢。

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今日来てくれた人たち
・てきちゃん
自分の日記をまとめたリトルプレスを2号出しているてきちゃんさん。3号目の構想を聞かせてもらったのですが、デザインやコンセプトがすごくよくできていてなんだかすごく感動した。既存の本の作りを分析したノートもすごくて、普通に書籍編集者とし勉強オンリーディングさんなど名古屋の一部書店さんで買えるようです。

東海テレビの方が来てくれた。これはKさんのお知り合い。

・桑山さんはディレクター・記者。「リタリコ発達ナビ」というメディアで発は達障害のテーマでたくさん記事を書いていて、どれもすごく読み応えがある。元記者としてはテーマを持っている人って今後も強いし仕事でも頼りになるなと感じる。

桑山さんの「リタリコ」連載コラムのタイトルにもなっているドキュメンタリーCMがこちらです。

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・神谷さんは記者さんで元行政担当。最近は河村たかしに密着した「大名古屋狂詩曲(ラプソディ)」というドキュメンタリーをつくったそうで、これはどこかで見たいなあと思っています。来週には神谷さんが制作された、ジェンダー平等についての映像が今月28日に出るそうです。

東海テレビはドキュメンタリーが有名だけど、同世代の記者に会うとあらためて刺激がもらえる。あえてよかったです。


3日目

3日目ともちわーすというかんじで店内へ入っていく。
朝ごはんはとうもろこし。ほんのり甘くて美味しい。

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この日は最高裁で夫婦別姓の判決が出て、お客さんや店長の古賀さんともその話になりました。プロ野球名鑑みたいに判事名鑑を作りたいと思ったこともあったなあ。


この日は『ウェブスターあるいは英語をめぐる冒険』の訳者竹内要江さんがきてくれた。

岩波新書の『レバノンから来た能楽師の妻』(めちゃ面白い)でお仕事を最初に拝見していたので、お会いできてうれしかった。『ウェブスター…』は担当した『カンマの女王』を作るときに大いに参考にさせてもらったので、読み込んだのですがめちゃくちゃ面白いです。


この日は、前職の三才ブックス時代に伊勢志摩サミットを取材したときに、お世話になった、竹内千鶴さんも来てくれた。5年ぶりで名古屋で用があったから立ち寄ってくれたとのこと。竹内さんは志摩クリエイターズオフィスというのをやっていて、登録有形文化財の旧猪子家住宅を修理・改築したり、他にも「いかだ丸太の家」というイカした木造建築を建てたりと面白い人。会った当時は本を作っていなかったので、今回あえて色々と報告することがあった。竹内さんも、どんどん街づくりの面白いことを進めていて、とても嬉しい再会でした。

ジェイムズ・グリック『タイムトラベル』という担当書があるのですが、それを原書で読んだ!という猛者がいたり、お昼休みにコーヒーを買いに来た人と絵本の出版について色々事情を話したり、最初に入った会社の人が来てくれて最初の会社や東京外大の話をしたり、、、・

閉店間際には美容師の学校に行っているトミタさんと話した。トミタさんは仲間達とZINEのようなものを作ろうとしていて、古賀さんと3人でじゃあどうしようかと相談。トミタさんから、メーテレの隣の公園ザリガ二が取れるという情報ももらい大変テンションがあがる。

片付けの際に古賀さんとスリップの話に。スリップがない出版社の本には、自前でスリップを印刷しているとのこと。自作のものを見せてもらった。

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意外とたくさんの版元がスリップを廃止しているのだなあと。(柏書房はまだある)。本屋さん側に手間と苦労かけてると思うと、なんだかうーんという気持ちですねえ。

この日もらったサンドイッチが美味しかった。噺家さんたちの定番の差し入れ、らしい。

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夜は、ちくさ正文館本店に行って店長の古田さんと初めて話した。これはすっごい楽しかった。


きょう25日20時から、店主の古賀さん、友人KさんとTwitterのスペースとインスタライブをする予定です。




「おごってもらったときは大きな声で御礼を言う」がモットー。いただいたお金はありがたく生活費として使わせていただきます。間接的に奨学金の返済にも充てられることになると思います。