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しまいたいメープルシロップ


正直なところ、
メープルシロップと、はちみつの違いが分からない、

そんな人も5人にひとりくらいはいるのではないだろうか。


私がそうだ。


なんとなくの、味の違いは分かっていたつもり。


何しろ、
ホットケーキにはメープルシロップ、
ヨーグルトにははちみつ、
といったように、使い分けしたい派ではある。

とは言っても
どちらかがない時はある方で代用することに
対して抵抗はない。


今回、完全なるパケ買いで手に入れたのは、
メープルシロップ。

インテリアにさえ、なり得そうな見た目だ。

名称は、「デカセール メープルシロップ グレードAアンバー」
というらしい。

”メープルシロップ” 以外、よくわからない。


そこで決意した。

今こそ、メープルシロップを完璧に理解したい、と。



そもそもメープルシロップは、
メープルの樹木から抽出される”メープルウォーター”から作られる。

厳しい冬の寒さを超えた春先に、
30cm以上の直径をもつ樹木から採取されるのだが、
1本の木から採取できるメープルウォーターは、40L程度。

しかも採取できる時期は、その時期の10日〜20日間の昼間のみだ。


採取されたメープルウォーターの糖度は1〜2%程度だが、
それを糖度66%になるまで煮詰めることで、
メープルシロップは完成する。

ちなみに、 40Lのメープルウォーターから精製できる
メープルシロップは、わずか1L。

つまり、1本の木からは
1Lのメープルシロップしか採取できないということ。

蜂が集めた蜜から作られるはちみつもすごいが、
メープルシロップも結構すごい。


さらに、名称にもついていた”アンバー”という表現は、
メープルシロップの色や風味で区別された種類を表すのだが、
色が薄い順から、

”ゴールデン”
”アンバー”
”ダーク”
”ベリーダーク”

と分けられている。

これらの色の違いは、
収穫時期から来るものだそう。

収穫時期が早いものは、
メープルウォーターの糖度が高く
煮詰める時間が短いため、薄い色となる。

今回購入した商品もそうだが、
日本では”アンバー” の流通量が多いらしい。




最後になるが、
メープルシロップは開封後の保存は、
”冷蔵” が推奨されている。

冷蔵すると結晶が出やすく、
”天然の保存食” と呼ばれるはちみつは、常温保存。

メープルシロップは、常温保存すると
カビが生える危険があるらしい。


そんな私のメープルシロップ(開封済)は、
現在
高温多湿な部屋にそのまま置かれている。



ああ、
早く家に帰って、冷蔵庫にしまいたい。


デカセール メープルシロップ グレードAアンバー 330g
※デカセールはブランドの名前でした


◎参考
カナダといえばメープルシロップ! 種類や選び方のポイントとは?
知っているようで知らない、メープルシロップとはちみつの違いとは








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