私のNCLEX-RN勉強法

6月上旬にニューブランズウィック州から看護師国家試験の受験資格をもらい、早速勉強を開始しました。私が使った主な教材は3つ。

Saunders Canadian comprehensive review (paper book) 最初の2週間

Uworld (online) 受験3か月前から当日まで

Archer (online) 受験1か月前から受験2週間前まで


私の場合はニューブランズウィック州の看護協会から半年以内に2回まで受験チャンスがあり合格すれば看護師登録可、2回とも不合格であればリエントリーコースへの入学、卒業後に再度国家試験受験が伝えられていました。もし中途半端に勉強して今回受からずリエントリー卒業後の約1年後に国家試験をまた受けることを考えると、今本気で頑張って何としてでも2回以内で合格したいと思い受験計画を立てました。受験資格の有効期限が12月上旬であることを考えると、1回目は9月下旬が良いと思い早速受験予約、$360支払いました。

既にこの試験に合格した看護学校のクラスメートからどの教材を使ったのか役に立ったのか教えてもらい、まずはカナダの看護学校配られたSaundersの本から始めました。FundermentalとMaternityの分野を1日20問前後解いていました。

試験3か月前(2021年6月下旬)になり、多くの友達がおすすめするオンライン教材のUworldを購入。2周しました。1周目は単元毎に1日80~100問程度

試験2か月前(2021年8月1日)から2周目に突入し、ランダムで毎日75問解き、復習時に暗記事項をノートに一問一答形式でまとめていました。(左側に穴埋め形式問題、右側にその答え)薬はグループに分けて覚えました。

この暗記ノートは1か月で1冊分(30sheets)出来上がり、作成中も9月に入ってからも、通勤中など常に持ち運んで時間があれば見直していました。各問題の左に書いている番号はUworldの問題番号で、疑問が浮かんだ時にすぐ問題にアクセスできるようにしました。

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試験1か月前(2021年8月下旬)になり、問題数をもっと解きたくなった私はArcherを購入。しかし、Uworldと問題傾向が違い、正答率が40%台まで下がり自信をなくしてしまいました。試験直前だったのでこれ以上自信をなくしたくなく、245問解いたくらいで使うのをやめUworldに戻りました。

試験3週間前のUworldの平均正答率は59%(min 53%, max 71%)でした。下のグラフがUworldの成績表です。Uworld1周目に取り組んでいた8月10日以前は自分のスコアが平均点をほぼ下回っていましたが、Uworld2周目に入り解説ページのrationaleを読み、暗記ノートを作成し始めたころから平均点と同じか上回ることが多くなりました。

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今回のNCLEX-RNのために勉強したのは6月から9月の3か月半合計289時間でした。一日の平均勉強時間は2~4時間くらいで徐々にバイトの時間を減らし、勉強時間を増やすようにしていました。カナダの看護専門学校で2018年~2019年にかけて医療英語を習ったり、看護の総復習をしていたのもNCLEXの役に立ちました。

またカナダで看護師のゆりさんが行っている看護英語塾にも参加して、週に1回zoomでレッスンを受けながらNCLEXを勉強する方に出会えたのもモチベーションを保つ大きな要素になりました。

NCLEXは日本の看護師国家試験よりも求めるレベルが高いと感じ、血液データや薬理など暗記するものも多く大変でした。ある日、Uworldの正答率が低く悩んでいた時に既にNCLEX合格した友達に相談したところ、正答率よりもrationale(回答の根拠)を理解しておくことの方が合格には大事だよ!とアドバイスをくれました。それ以降は間違えた問題はもちろん、正解した問題もなぜ他の選択肢は不正解なのかまで考え、解説ページを読むようにしました。

本番は集中力も大事になるので、試験1か月前からは試験開始時間(私の場合は朝8時)と同じ時間に75問解いて、午後に復習をしていました。

これからNCLEXを受ける方、勉強頑張ってくださいね。



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