セブ島留学 スピーチコンテスト

通っていた語学学校では毎月全生徒、講師の前でスピーチするコンテストがありました。小さいころから人前で話すのが嫌いで極力避けてきた人生なので、留学して5か月経ってもまだ一度も参加したことがありませんでした。

毎日ランチタイムに講師がトピック決めて、その質問に対してランダムに当てられた生徒が何人か答えるというアクティビティがあったのですが、当てられたくない私は講師と目が合わないようにしたり、ひどいときには早めにご飯を済ませて部屋に戻っていました笑

留学して5か月目の2017年8月。日本語禁止の環境にも慣れてきたのか、何かがふっきれたのか「ビーチで何するのが好き?」という講師からの質問に対してこの質問なら私でも答えられるかな。と考える明らかにいつもと違う自分がいました。15秒ぐらいの短い答えだったけれども大勢の人の前で英語を話すことができて、ちょっと自信がつきました。

そして、勢いに乗って翌月にあるスピーチコンテストに申し込みました。これは全生徒、講師の前で与えられたテーマに沿って2-3分のスピーチを原稿を見ずに発表するものです。もちろん英語で。失敗してさらに人前が怖くなったらどうしようという思いもありましたが、既にスピーチコンテストに参加したことのある友達から「絶対出たほうがいい!学校なんだから失敗してもいいよ!今しかできない経験だよ!」と助言をもらったおかげで怖さはだいぶなくなりました。本番一週間前から睡眠と食事の時間以外すべてをこのコンテストの準備に使いました。

本番は想像以上の緊張感でところどころ間が空いてしまうことはありましたが最後まで話すことができました。スピーチ後にはたくさんの拍手と友達や講師からよかったよ!と褒められて充実感を味わいました。なにより、スピーチの動画を母に送ったところ、「すごい!ペラペラじゃん!」と喜んでくれたことがとても嬉しかったです。結果的に入賞はできなかったですが、自信や充実感という目には見えないものを得ることができて、とても良い経験になりました。(ちなみにこのときのスピーチ原稿は今でもほぼ覚えています)

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