セクション別スコア推移と対策 Listening

前回IELTS全体のスコア推移を公開したので、セクション毎にフォーカスしてスコアの変化を見てみようと思います。

↓ 前回のIELTS全体のスコア推移の記事はこちら

今回はListeningです。目標スコアは7.5でした。

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4セクションの中で唯一自信を持って7.0以上取れるものです。ですが、初回は5.0スタートでした。Listening対策として行ったものは大きく分けて3つあります。

スコアが6.0止まりだったときは公式問題集を解いて回答だけ確認していました。2019年の12月にチューターから教えてもらったオーバーラッピングに出会い、一気に7.5まで上がりました。実際に感覚的にも音源がくっきり聞こえるようになったのもこの頃です。一回この感覚を掴んだ後は鈍ってきたなと感じた時にまたオーバーラッピングをして感覚を戻すようにしていました。

①オーバーラッピング 

頻度 隔週

所要時間 1時間

実施場所 静かなところ、集中できるところ

実施方法 公式問題集のトランスクリプト(part2or4)を使用し30秒から50秒の音源を準備して、スクリプトの内容を完全に理解した後、音源と自分の声を完全に一致するまで繰り返す。行っているところを録音して一致しているか聞き直す。


②公式問題集を解く

頻度 オーバーラッピングをしていない週、試験本番1週間前

所要時間 1時間

実施場所 静かなところ、集中できるところ

実施方法 本番を想定して行う。
1、問題を解く
2、答え合わせをする(40問中何問正解していて、スコアはいくつなのか)
3、間違った問題、正解したけど自信がない問題の問題番号を書きだす
4、正しい答えを回答した答えを比べる
5、正解できなかった原因を書く(聞き逃し、単語が分からない、スペルミス、文全体の意味が分からない、単複の間違い、1ワードの指示があるのに従わなかった、--という単語に引っ掛けられたなど⇒原因に応じて対策案を考える)

*聞き逃し⇒音源を聞き取れるまで聞く、説明の順番が文章と音源と違うことを理解する、集中できる環境を作る、疲れている状態で勉強しない、アクセントを知る
*単語が分からない⇒単語を覚える
*スペルミス⇒スペルミス集を作る、どういう単語でスペルミスするかを理解する、練習や本番でスペルミスしたものは次に同じ単語が出たときに絶対にスペルミスなく書けるように覚えておく
*文全体の意味が分からない⇒選択肢問題は聞かれていることを完全に理解してから音源を聞いてみる、どこで引っ掛けようとしているかを見抜く
*単複の間違い⇒空欄の前後を見て文法的に正しい単複を当てはめる、
*説明の順番が文章と音源と違う⇒文章を単語だけで拾わずに何について話されるかを先読みで確認する
*ワード数の指示があるのに従わなかった⇒インストラクションを読んでハイライトする
*集中できる環境を作る、疲れている状態で勉強しない⇒朝にリスニングするのがおすすめ、本番と同じリスニング状況を作る(PCベースで受けるならヘッドホンで聞く、本番がスピーカーであれば、スピーカーを使って練習する)
*アクセントを知る⇒なじみのないアクセントを問題を解く中で理解する(単語は聞けているのに意味が分からないが、スクリプト見たらわかるものはアクセントの問題 例:tailをタイルと発音していて自分の中にあるアクセント(テイル)とは違っていたから答えだと思わなかった)

6、意味の知らない単語を調べる
7、文章と音源とで言い換えられている部分をスクリプトから探し書き出す
8、もう一度問題を解く⇒2-5の手順を行う


③スペルミス集を目に入るところに貼る

公式問題集を解く中でスペルミスしたものを書き出しているのでそれを冷蔵庫の扉など一日のうち何度も目に入るところに貼る。


長くなりましたが、これらがListening対策として私が行ったものです。次はReading対策について書こうと思います。

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