見出し画像

新しい連句を考えた。

四季12句

風光るの巻 りん亭 独吟

春 風光る アドバルーンを傾げさせ

春 ライトアップに 浮かぶ夜桜

無 旅の宿 日曜に干す シーツの帆

夏 日焼け痛くて 夜も眠れず

夏・恋 君と観た 打ち上げ花火 闇に溶け

無 同窓会は 流行りの服で

月 ITで 一旗あげて 月旅行

秋 ハロウィンの街 ゾンビだらけに

無 姪っ子が 尻込みをする 駅ピアノ

冬 マスクの奥に 鳶色の目

冬・雪 半島の 難色天城の 雪溶けて

無 イムジン河の 流れ遥かに

決まりごと

1 575と77を6回、12句詠む

2 今の季節から詠み始め、季語を入れて2句、無季を1句詠む

3 無季句は前後どちらかの季語が入っても可。有季句も1句あれば可。

4 どこかに雪 月 花 恋のテーマの句を入れる

一人から3人まで、交互に