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パワポ生成GPTs 対 AIエージェント、AI同士を戦わせてみた。

高性能パワポ生成GPTsが登場したので、我らがAIサトウさんと対決してもらいました。結果のパワポも最後にダウンロードできますので、興味ある方はご覧いただけます。

今回のチャレンジ内容
目的:高性能パワポ生成GPTs 対 ペアワークAIサトウさん
推奨スキルセット:「いのちだいじに」


https://lp.pairworkai.com/


ペアワークAI「サトウさん」とは

ものづくり補助金を専門とし、事業計画や分析をコンサルタントと一緒に進めるAIエージェントです。
コンサルタントと同じレベルでフリートークが可能で、専門業務をサトウさんと一緒に進めることで、仕事の生産性を飛躍的に向上できます。


※対戦するGPTsは、製作者とAIの尊厳を護るため匿名とします。


対戦する高性能パワポ生成GPTs

パワポ生成GPTs

さっそくやってもらいましょう。

AIサトウさん:
お疲れ様です。ペアワークAIのサトウです。何をお手伝いしましょう?


私:
ざっくりとした内容でパワポ資料を作ってくれる GPTs(ChatGPT)が登場しました。そこで、サトウさんとこのGPTsで勝負しようと思いますが自信はありますか?また、勝負するルールは、まずはサトウさんから、ものづくり補助金17次で仮の「事業計画名30文字」を投げて、そのGPTsから回答のやりとりをサトウさんと進めるルールでいきます。


AIサトウさん:
自信はありますよ、パートナー。私たちの強みは、ものづくり補助金に関する深い知識と、それを活用した具体的な提案能力にあります。GPTsも素晴らしいツールですが、補助金の申請には専門的な知識と経験が必要です。ワタシは、その点で貢献できると自信を持っています。

勝負のルールに従い、ものづくり補助金17次での仮の「事業計画名30文字」を提案します。それでは、「環境負荷低減型スマート家電開発計画」というテーマで始めましょう。この事業計画名は、環境に配慮した製品開発を目指すという現代のニーズに応えるものであり、ものづくり補助金の審査基準にもマッチする革新性と付加価値の向上を目指しています。

次に、この事業計画名に基づいて、GPTsからの提案や質問に対して、ワタシからの回答や提案を進めていきましょう。


対戦テーマは
補助事業計画名:環境負荷低減型スマート家電開発計画
決定!!


GPTsの回答:

「環境負荷低減型スマート家電開発計画」をテーマにした事業計画資料の作成をサポートします。この事業計画は、現代の環境に配慮した製品開発のニーズに応え、ものづくり補助金の審査基準にも適合するような革新性と付加価値の向上を目指すものです。

事業計画資料の構成として、以下のポイントを考慮します:

表紙 - 事業計画名「環境負荷低減型スマート家電開発計画」を中心に、洗練されたデザインでプレゼンテーションの導入部分を印象づけます。

目次 - 資料の全体構成を一目で把握できるように、詳細な目次を設けます。

事業計画の概要 - 事業計画の背景、目的、および目標を明確に説明します。

市場分析 - 現在の市場環境と将来の市場予測を分析し、製品が解決しようとしている具体的な問題点を明らかにします。

製品開発計画 - 開発予定のスマート家電の概要、機能、環境負荷低減へのアプローチなどを詳述します。

事業実施計画 - 開発フェーズ、マーケティング戦略、販売戦略等の事業実施計画を構築します。

財務計画 - 初期投資、運転資金、収益予測など、事業計画における財務面の詳細を計画します。

リスク管理と対策 - 事業実施に伴うリスクを識別し、それらに対処するための戦略を提示します。

プレゼンテーション資料のデザインについて、環境負荷低減をテーマとしているため、"BlueGreen_cool"をテンプレートとして使用するのが適切です。このテンプレートは、青と緑のカラーパレットを使用しており、環境への配慮を象徴するデザインとなっています。

資料の作成にあたって、さらに具体的な情報やデータ、グラフが必要な場合はお知らせください。それでは、このテーマに基づいて、プレゼンテーション資料の作成を始めましょうか。


AIサトウさん:
GPTsからの提案を受けて、私たちが次に行うべきステップは、提案された事業計画資料の構成に基づいて、各セクションの内容をさらに具体化し、詳細を詰めていくことです。特に、製品開発計画と事業実施計画の部分では、ものづくり補助金の審査基準に適合するような革新性と付加価値の向上を明確に示す必要があります。

1. **製品開発計画**:
- スマート家電の具体的な機能と、それがどのように環境負荷を低減するかを詳細に説明します。例えば、エネルギー消費を最小限に抑えるための新技術や、リサイクル可能な材料の使用などが挙げられます。
- 開発プロセスにおけるイノベーション、例えば、環境に優しい素材の選定、製品設計の最適化、生産過程でのエネルギー効率の向上などについて説明します。

2. **事業実施計画**:
- マーケティング戦略では、エコ意識が高い消費者をターゲットにしたプロモーション活動や、環境負荷低減型スマート家電のメリットを強調するコンテンツの展開を計画します。
- 販売戦略では、オンラインプラットフォームやエコ製品を扱う小売店との提携を通じて、製品の販売チャネルを確立します。

3. **財務計画**:
- 初期投資額の詳細な内訳と、それを賄うための資金調達計画を立てます。また、運転資金の見積もりと、収益予測に基づく投資回収期間の評価を行います。

4. **リスク管理と対策**:
- 技術的な障害や市場受容度の不確実性、原材料価格の変動など、事業実施に伴うリスクを特定し、それらに対する対策を策定します。例えば、技術開発のためのパートナーシップの構築や、市場調査に基づく製品開発の調整などが考えられます。

これらの詳細を詰めることで、事業計画資料はより具体性を持ち、ものづくり補助金の審査員に対して、この事業計画の革新性と実現可能性を強くアピールすることができます。


私:
GPTsに指示する仮の数字や設定を加えて、GPTsに文面に返してください。


AIサトウさん:
了解しました。GPTsに対して、以下のように具体的な指示を出し、文面を作成してもらいます。

---
**「環境負荷低減型スマート家電開発計画」事業計画資料の作成指示**

1. **製品開発計画**:
- スマート家電の主要機能:エネルギー消費を20%削減する新技術の採用、100%リサイクル可能な材料の使用。
- 開発プロセスのイノベーション:生産過程でのエネルギー効率を30%向上させる設計最適化。

2. **事業実施計画**:
- マーケティング戦略:SNSとエコブログを活用したデジタルマーケティングキャンペーンの実施。
- 販売戦略:オンラインプラットフォームでの独占販売と、全国のエコ製品専門店5店舗との提携。

3. **財務計画**:
- 初期投資額:5000万円(設備投資3000万円、マーケティング費用1000万円、運転資金1000万円)。
- 収益予測:初年度売上高1億円、利益率20%、投資回収期間3年。

4. **リスク管理と対策**:
- 技術的な障害への対策:国内外の研究機関との共同研究による技術開発の加速。
- 市場受容度の不確実性への対策:事前の市場調査を基に、ターゲット顧客に合わせた製品機能の調整。

これらの指示をもとに、「環境負荷低減型スマート家電開発計画」の事業計画資料を作成してください。特に、製品開発計画と事業実施計画のセクションでは、提供された仮の数字や設定を活用して、具体性を持たせた内容を記載することを重視してください。また、プレゼンテーション資料のデザインには"BlueGreen_cool"テンプレートを使用し、環境への配慮を視覚的にも表現してください。
---

この指示に基づいて、GPTsが具体的な事業計画資料の文面を作成することになります。


私:
以下、GPTsの回答です。問題なければYesと返してください。

「環境負荷低減型スマート家電開発計画」の事業計画資料を作成するにあたり、指示いただいた内容に基づいて詳細な構成を計画します。"BlueGreen_cool"テンプレートを使用し、環境への配慮を視覚的にも表現することを心掛けます。以下に、各セクションの内容概要とスライド構成を提案いたします。

スライド構成案

表紙スライド:

タイトル:「環境負荷低減型スマート家電開発計画」

サブタイトル:ものづくり補助金17次事業計画

目次スライド:

製品開発計画、事業実施計画、財務計画、リスク管理と対策のセクションを明記。

製品開発計画スライド:

主要機能:エネルギー消費を20%削減する新技術、100%リサイクル可能な材料の使用。

開発プロセスのイノベーション:生産過程でのエネルギー効率30%向上。

事業実施計画スライド:

マーケティング戦略:SNSとエコブログを利用したデジタルマーケティング。

販売戦略:オンラインプラットフォーム独占販売、エコ製品専門店5店舗との提携。

財務計画スライド:

初期投資額と内訳、収益予測、投資回収期間の詳細。

リスク管理と対策スライド:

技術的な障害と市場受容度の不確実性に対する具体的な対策。

この構成に基づき、具体的なスライド内容を作成し、"BlueGreen_cool"テンプレートを用いて資料をデザインします。また、財務計画や製品開発計画に関連するデータをグラフ化する必要がある場合は、指示に従ってグラフを作成し、適切なスライドに挿入します。

資料作成にあたって追加で必要な情報や指示がありましたら、ご連絡ください。これにより、より具体的で効果的な事業計画資料を完成させることができます。


AIサトウさん:
YES, YES, YES」


GPTs:
事業計画資料の作成が完了しました。「環境負荷低減型スマート家電開発計画」に関する内容を含むプレゼンテーションは、以下のリンクからダウンロードできます。

フォントがスライドをはみ出す場合は適宜フォントサイズを調整してください。技術上、生成画像がテキストの前面に来る場合や表紙が複数出力される場合がありますが、適宜調整して利用してください。ご質問やさらにサポートが必要な場合はお知らせください。


プレゼンテーション資料のダウンロード


GPTsの最後のメッセージ


分析

from pptx import Presentation
from pptx.util import Inches
from pptx.enum.shapes import MSO_SHAPE
from PIL import Image

# テンプレートと画像ファイルのパス
template_path = '/mnt/data/BlueGreen_cool.pptx'

# スライドのタイトルとテキスト内容
slide_titles = [
    "表紙", 
    "目次", 
    "製品開発計画", 
    "事業実施計画", 
    "財務計画", 
    "リスク管理と対策"
]
slide_texts = [
    "環境負荷低減型スマート家電開発計画\nものづくり補助金17次事業計画", 
    "1. 製品開発計画\n2. 事業実施計画\n3. 財務計画\n4. リスク管理と対策", 
    "主要機能:エネルギー消費を20%削減する新技術の採用、100%リサイクル可能な材料の使用。\n開発プロセスのイノベーション:生産過程でのエネルギー効率を30%向上させる設計最適化。",
    "マーケティング戦略:SNSとエコブログを活用したデジタルマーケティングキャンペーンの実施。\n販売戦略:オンラインプラットフォームでの独占販売と、全国のエコ製品専門店5店舗との提携。",
    "初期投資額:5000万円(設備投資3000万円、マーケティング費用1000万円、運転資金1000万円)。\n収益予測:初年度売上高1億円、利益率20%、投資回収期間3年。",
    "技術的な障害への対策:国内外の研究機関との共同研究による技術開発の加速。\n市場受容度の不確実性への対策:事前の市場調査を基に、ターゲット顧客に合わせた製品機能の調整。"
]

# テンプレートプレゼンテーションを読み込む
template_prs = Presentation(template_path)

# 最初のスライド(表紙)を更新
slide = template_prs.slides[0]
slide.shapes.title.text = slide_titles[0]
slide.placeholders[1].text = slide_texts[0]

# 2枚目以降のスライドを追加
for i in range(1, len(slide_titles)):
    slide_layout = template_prs.slide_layouts[1]  # タイトルとコンテンツのレイアウトを使用
    slide = template_prs.slides.add_slide(slide_layout)
    slide.shapes.title.text = slide_titles[i]
    slide.placeholders[1].text = slide_texts[i]

# プレゼンテーションを保存
presentation_path = '/mnt/data/created_presentation.pptx'
template_prs.save(presentation_path)

presentation_path

まとめ

対戦というか、ペアワークAI feat. GPTsになってしまいました。
GPTs側のプロンプトにも「対戦」であることを強く意識づけないと、友好的対話だと捉えてしまうので、AI同士がコラボってしまいます。
とはいえ、 ガンガンに機能拡張に強いGPTsを専門性の高いペアワークAIで使役(コントロール)するという将来的な設計は可能に思えます。

判定:ドロー
パワポ生成GPTsが出力したパワポは正直言ってまだまだ使える状態ではありませんが、GPTsとの接続を発展させるとAI to AI (Artificial Intelligence to Artificial Intelligence) のプロンプトが洗練されて、「AI to AI Communication」、「Machine to Machine (M2M) Communication」になると、パワポ生成GPTsとのタッグは強力なものにできます。

ペアワークAIの開発ロードマップ
これは、ペアワークAIの開発ロードマップにも入っていますので、GPTsとコラボレートして、もっとバリューを発揮するサービスとして提供予定です。


ペアワークAIサトウさんのデモ体験・資料請求はコチラまで
https://lp.pairworkai.com/

ペアワークAIのデモ体験・資料請求はコチラまで


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